目標を持ってダイエットにチャレンジしては、失敗してリバウンド……。
誰でも一度は経験のあることですが、「どうして上手くいかないの」と考えた事があるでしょうか?
話題のダイエット方法にはすべてチャレンジしたと言うあなた、上手くいかない理由を根本から見直してみませんか?
海外のニュースサイト『Prevention.com』から、“ダイエットが失敗する7つの理由”をお送りします。
■摂取するカロリーが少ない
無駄な脂肪を燃やすための代謝を効率よく働かせるには、それなりのカロリーが必要です。
1,200キロカロリー以下では栄養素が足りず、体内でカロリーを蓄えようとするので逆効果になります。
これは人間の防衛本能が働くせいで、例えば朝食を抜くと「栄養素が不足している」と体は誤解するのです。
そして体内にカロリーを蓄えようとし、結果的に“カロリーを消費しようとしない体質”になるのです。
まず起きてから1時間以内に10~15グラムのたんぱく質と繊維質を摂取することで代謝を活発にすることができます。
■運動の後に食事を取る
運動で300キロカロリー消費するのは大変なこと、特に運動後の食事には気を使うことが大切です。
誰でも運動によるカロリーの消費量は大目に、摂取る食事でのカロリーは少な目に見積もってしまうからです。
しっかり運動をしても摂取するカロリーに気を配らなければ意味はありません。
■ゼロカロリー飲料の甘い罠
甘いのにカロリーがない物をとると、必要以上に体がカロリーを求めてしまいます。
2011年の研究で、ゼロカロリーの飲料を摂取した人は、10年間で178%もお腹まわりが大きくなるという結果が出ています。
ゼロカロリー飲料に含まれる人工甘味料によって、インシュリン濃度が上がれば、血糖値が下がり、空腹感を感じやすくなるからです。また脂肪もつきやすくなります。
人工甘味料は甘いだけで糖分のようにドーパミンが分泌されることもなく、空腹感を抑制することはできません。
ゼロカロリーのコーラを飲んだあとに甘いモノが欲しくなるのはこのためです。
痩せるために、いつも食事に気を使っているのなら、人工甘味料をつかった商品を選ぶのはタブーだと覚えておきましょう。
後編では、残りのポイントを見ていきます。