【御礼】第128回「読書のすすめの落語のすすめ」 | 甲州さとみの温かいいのちー心整体ー

【御礼】第128回「読書のすすめの落語のすすめ」

7/10 一昨晩は、第128回「読書のすすめの落語のすすめ」とカラオケ懇親会にご参加ありがとうございました!




「読書のすすめの落語のすすめ」

『落語のすすめ』部門



三遊亭全楽師匠




三遊亭全楽師匠 「花筏(はないかだ)」


落語「花筏」は相撲の噺。

ラグビーや野球などスポーツを語らせたら落語界一!と呼び名も高い全楽師匠。

相撲の人情噺も天下一品です!

その臨場感や気迫に、思わず胸が高鳴ります⤴️



三遊亭神楽師匠

三遊亭神楽師匠 「紺屋高尾(こうやたかお)」

染物 紺屋(こうや)の職人久蔵と吉原の花魁(おいらん)高尾の一途な愛の道行き。

人の命の源にこんこんと湧き流れる清冽な愛、それはとてつもない力になる…

そうした、人間の源泉に触れるような「紺屋高尾」でした。



7/31 三遊落語まつり 
神楽師匠、全楽師匠の出番は19時前後!?


そして、懇親会は今回はカラオケルームで、


飲みほーだい、2じかーん、ルール歌を1番を歌いあげたら演奏中止!
総勢11人で、ハイスピードで何巡りしたでしょう!?

皆さん、メーターを振りきってスパークしていました。

ジュリー!! ヒデキー!!

昭和の代表的な流行歌「スーダラ節」も、ほんとオモシローイ。

神楽師匠の心のこもった「襟裳岬」、
全楽師匠のサザンやゆずにシビレました!

誰もが微塵の遠慮もない歌宴

クセになりそうです✨




「読書のすすめの落語のすすめ」

『読書のすすめ』部門


落語の前のトリーマンによる魂のアコーディオン演奏は、今回はタイトなスケジュールでしたのでお休み、

私からの本のオススメは、いつも長くなる私の話をコンパクトにして「恩送り(おんくり)」を。






「恩送り」 佐藤芳直著




日本は、島国であるため、長期定住継続社会を営んできました。

「村社会」という、束縛が強く不自由さがあるけれど、絆が深く相互扶助の精神です。

そこにあったのは、

“ご先祖様・世間様に顔向けできない”、“末代まで笑われる”など、自分の行動・在り方を世間から問われる、外からの戒めと、

“恥ずかしいことはしない”、“恥ずかしい仕事はしない”など、自分に嘘をつかない、自分の弱気に負けないというような、内側からの戒め。

そしてまた、相手の身になる「惻隠(そくいん)の情」、エゴを静めて「自分より他を先に」、その日本精神を心に宿してきました。

そうした先人から送られてきた心、

今ここで私たちもその心を呼び覚まし、その態度を後世の人たちに送ってゆく。

「恩送り(おんくり)」

落語も、まさに「恩送り」ですね。
今回も先人たちの想いをしっかりと受け取りました。

ありがとうございました。






次回の「読書のすすめの落語のすすめ」は、

8月21日(水)19:30~
9月11日(水)19:30~

会場&Zoomで、ご参加お待ちしております。


「読書のすすめの落語のすすめ」




「読書のすすめ」