dokusume.shop-pro.jp｢逆のものさし講｣１０周年記念in長崎 有り難うございました！
【｢逆のものさし講｣１０周年記念in長崎 有り難うございました！】
先日１８日１９日は、
長崎｢逆のものさし講｣代表宮本さんと長崎の皆様が力強く細やかに準備してくださった｢逆のものさし講｣１０周年記念in長崎、歴史に残る二日間となりました。参加させていただき有り難うございました。
駆けつけてくださった各地の｢逆のものさし講｣代表の方々、足を運んで下さった聴講生の方々が一同に会し、活気に溢れていましたね。
この１０年、｢逆のものさし講｣を牽引されてきた｢読書のすすめ｣店主･｢逆のものさし講｣清水代表の講演、
佼成出版社･｢逆のものさし講｣副代表吉川さんの講演、
エイチエス出版社･北海道｢逆のものさし講｣代表 斎藤さんの講演、
総合テーマ｢既知からの自由｣を中心とした其々のお話は、心深くを力強く奮わすものでした。
吉川副代表
吉川さんは｢仏のものさし｣について。
普通とか常識という｢世間のものさし｣の幸せや不幸の定義、そう決めつけ思い込んでいるから、その幸せと比べて苦が生まれ、また不幸と決めつけ苦が生まれる。その決めつけ思い込みを外したのが｢仏のものさし｣で、見返りを求めない“布施”の実践こそが、｢世間のものさし｣から｢仏のものさし｣に持ちかえる糸口になって、そうした｢仏のものさし｣をもった先達者の本を数々ご紹介いただきました。
吉川副代表のご紹介された本の一部
北海道逆もの講 斎藤代表
斎藤さんのお話に私は、｢軸と和｣ということを受け取りました。
エイチエス出版社斎藤さんは、言葉を扱いながら、言葉にしきれないものを大事にしています。
言葉一つにも、そこには相反するものが必ずあり表裏一体、一即多という一元の世界。
だから常に、見えないところへ目を向け、自分の思い込みや決めつけで片方しか見ていないのでは、と自らとそして他も疑い、逆に考えてみて、そうして培うのが｢軸｣。
また、人が対話で他を受け入れることによって自分の言葉が変わり、そして思考が変わるということ。そうしながら問題を解決するのではなく対応するという姿勢に。その、人と読書と体験で交わる｢和｣の場が、斎藤さんの本作りや読書会や対話の場である｢和｣、そうして作られた本のご紹介がありました。
斎藤さんのご紹介の本の一部
清水代表からは、｢既知からの自由｣について。
人生を自分の手中に取り戻す｢出離｣をしよう。利己･権利所有･快楽、それらに操られて真の実在を見失ってはいないか。
自分をがんじがらめに縛る思考を止めて観察して。
理想に向かって進むとき“魂”が生まれる。退廃の現代に、日本人の精神の復興を。
呼びかけ気づきをもたらす数々の本のご紹介でした。
清水代表のご紹介された本の一部
その四時間の講演の前に、｢人参畑塾 こころを磨く読書会｣を、エイチエス出版斎藤さんをお迎えし
｢こころを磨くやまとしぐさ｣辻中 公著をテーマにして開かせていただきました。
古来から、伝統文化や風習などが｢型｣として日本人の心を伝え、心を磨いてきましたが、西洋化にのまれ現代は薄れています。その｢型｣の意味を知り、また知らずとも｢型｣を通して日本人の心を育み磨こうというこの本をもとに、それぞれの身近にあった｢型｣についての話、無くした方がいい｢形骸｣など、短い時間でしたが多岐に渡り、心に響く対話の時間だったと思います。有り難うございました。
人参畑塾 こころを磨く読書会
今回の会のオープニングは、ミー松尾&フレデイ松尾さんによる｢糸｣の熱唱。歌詞の言葉と松尾さんの歌声の熱量が、この日のためとしか考えられない、大感動でした！！
また長崎出身のトリーマンによるアコーディオン、曲は｢Rydeen｣ よかよか！！
トリーマン 二次会カラオケで
そして、島原の果樹園松川さんの日の本一の｢せとか｣も、みずみずしく情熱がほとばしっていました！
翌日日曜、長崎トリーマンツアーは、１８６６年創業の茶碗蒸しの老舗｢吉宗(よっそう)｣の昼食で始まり、
大浦天主堂、グラバー園、平和記念公園、グランドゼロ、原爆資料館を巡り、
大浦天主堂
長崎の歴史の風を、皆さんと共に感じられたこと、心に言葉にならないもので一杯になりました。
これら二日間を通して、清水代表吉川さん斎藤さんの、心を激しく打つ講演と、お会いしました皆様の情熱が、私の中でくすぶっているものに風をおくり、炎柱が立ち上がるのを感じました。
これからも“縦糸の読書”と｢逆のものさし講｣で学んで、各地で皆様と対話して、情熱の炎柱を絶やさず進んで参りたいと思います。
長崎｢逆のものさし講｣は次回、
６月２４日(土)です。
｢逆のものさし人参畑塾｣もまた開かせていただきます。お会いできること楽しみにしておりますね。
長崎巡りトリーマンツアー 二台目観光バス車中