『ためしてガッテン』で紹介された「やる気UPのコツ」 | 中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

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こんにちは。

中学受験 母のための成功プロデューサー

上原うた子です。

     * * * * * * * * *

今回は、

NHKの『ためしてガッテン』で とりあげていた、

やる気をUPさせるための興味深い話を、

ご紹介しましょう。

 * 詳細はこちら (6/25放映)





人間の脳には、

「線条体」 と呼ばれる、

やる気を出す時に活発に働く

「やる気スイッチ」がある そうです。


そして、その線条体が、

「目の前の出来事が、

自分にとって損か得かを予測し、

スイッチのONOFFを決める」

のだそうです。



番組では、

「隠れ脳梗塞」によって、

この線条体に血液がいかなくなると、

線条体の機能が失われ、

やる気がなくなる症状が出るため、

「やる気低下」が、

重大な病気発見のサインになる

といった内容でした。




最近の研究では、

たとえ、

やる気が病気で失われても、

リハビリによって回復できる 

ことも、
わかってきたそうです。






興味深いのは、

このリハビリの 「コツ」 でした。

そのリハビリの方法は、

  「簡単な課題を行って、

  『達成感』を得ること」

なのですが、


ポイントは

課題が「簡単」なものであること

なのだそうです。




・・・なぜ「簡単」がいいのでしょうか?


その理由は、カンタン!

   「線条体は

  『達成感』 を得ることで、
   活性化する」
  

ということは、

簡単な課題の方が、難しい課題より、

「達成感」 を得る頻度が増える、

つまり、
線条体の活性化も促進される

ということなんですね~ヽ(´▽`)/




・・・ということは !?

子どもの勉強も同じでしょう?




達成感をたくさん得たほうが、

線条体が活性化して、

やる気がさらにUPする


ということですよね?



だったら、
家庭学習でも、

「達成感」を

どんどん味わえるように

工夫しましょうよ!



お母さんが、
子どもの様子をよく観察して、

欲張って

難しいものをやらせない、

時間がかかるものをやらせない。


・・・いつかは、

難しいもの、時間がかかるものも

やらなくてはなりませんが、

まだ勉強に身が入らない時期、

或いは、

疲れている時などは、

丁寧に調整してあげたいですね。




たとえば、
模試のテスト直し。


あんまりたくさん間違えていると、

「これ全部やらなきゃならないのか~」

と、うんざりしてしまい、

やる気が

思いっきり ダウンしてしまいます。




こんな場合は、

正答率50%までのものだけにする

などの 「英断」 が必要です。




親は、

「解き直し=定着」

と思っていますが、

解き直したからといって、

必ずしも全部が

身につくわけではありません。



大事なのは、

   「解き直しの数」

ではなく、

  「定着の数」

なのですから!


解き直しの数を減らしてもいいので、
定着しているかどうかを、

確認しながら進めていきましょう。




一方で、

課題があまり簡単すぎると、

それはそれで、

達成感を味わえない ので、

微妙ですねぇ・・・。




そんな、こんな、

あれこれ面倒くさいことは、

いつも、一番近くで

見てあげられる

お母さんだからこそ、できること♥♥





やる気を失う体験が

積もり積もると、

勉強そのもののイメージが

悪くなってしまうので、

ぜひ、頑張ってみてくださいね♪


   * * * * * * * * *


・・・さて、番組では、

普段、やる気が出ない時の
  「即効ワザ」
も 2つ紹介していましたよ。



● 体を動かすこと」

これは

スポーツ心理学 に基づいたもので、

アスリートのウォーミングアップにも

取り入れられているそうです。

呼吸が速まることで、

「今、やる気が出ているかも!」

と、脳に”錯覚“させ、

やる気がぐっとアップする

というわけ。



だから、たとえば、

勉強する前に、

アップテンポな曲をかけながら、

一曲踊ったりすれば、

身体も、ココロも、

やる気満々に

なるんじゃないでしょうか!



オリンピック選手よろしく、

テーマ曲を決めておけば、

勉強モードに入る 「儀式」

にもなって、一石二鳥かも !?




もう1つは、

● 
ただ、

 力強いポーズをとること」

これだけでも、

やる気がアップするそうです。

体内に

テストステロン(男性ホルモンの一種)

という物質が増えることで、

線条体を刺激すると

考えられているそうです。



実際に、相撲の琴奨菊は、

立ち会い前に、

ぐっと胸を張るポーズをする

ようになってから、

どんどん連勝したそうですよ~♪



ガッツポーズでも、何でもいいので、

自分の中に力が湧いてくるような

My 「力強いポース」 を作る

といいですね。


いろいろ試してみてくださいね~ !(^^)!