こんにちは。
中学受験成功プロデューサー
上原うた子です。
* * * * * * * * *
『「攻めの姿勢」でやっていますか?』
では、
お母さんが中心となって、
「受験をプロデュースする」
ということと、
そのための「チェックポイント」を
お話ししました。
それらのチェックのやり方について、
具体例を!というお声を
いただきましたので、
ご紹介しようと思います。
今回は
「得意不得意の 科目/分野 の洗い出し」
です。
最近、流行りの
『見える化』
ですよ~(^_-)-☆
用意するものは、
・ ノート大の紙、筆記用具
・ 各教科のテキスト
・ 小テスト・月例テスト・模試
・ ポストイット4色(または小さい紙とマジック4色)
・ 大きめの紙
1.ノート大の紙1枚につき、1教科分使い、
テキストに沿って、項目を書いていく
(国語は項目の表現に工夫が必要。
項目にしやすいものだけでもOK)
2.項目ごとに、
小テストは点数を、
月例テスト・模試など、
複数の項目が混じっているテストでは、
問題ごとに、正解不正解を〇×で書く
同時に、問題の 「難易度」 を、
だいたいの目安でいいので、
基礎・応用・発展くらいにわけ、
ABCと書いておく
(あまり細かくやると疲れてしまうので、
だいたいでOK)
たとえば、こんな感じです
↓
3.ポストイット1枚に、1つの項目名を書く
(科目ごとに色を変えると便利)
(ポストイットがない場合は、
小さな紙に書き、
マジックで印をつけ、色分けすればよい)
4.大きめの紙に、
「点数軸」 と 「やる気軸」 を書き込む
5.「やる気」は、子どもに感覚を聞きながら、
「点数」は、1、2で作った表から、
だいたいの位置を決め、
4の紙に、3のポストイットを貼っていく
(教科ごとに作ってもよし、
大きな紙に4教科分を
一気に貼ってもよし)
たとえば、こんな感じです
↓
6.親子で、
気がついたことを 話し合う
このやり方のメリットは、
* 『一枚の絵』
にすることで、
視覚的に、現状を把握・実感できる
* どの科目・どの分野を
優先してやるべきか、
やった方がいいのか、
判断しやすい。
* 親子で一緒に確認・相談できる
* 「ここを上げていこう!」と
モチベーションが上がる
などにあります。
お母さんが、今まで、
テキストや、テストの出題内容を
全然見ていない場合、
または、
子どもの到達度が低い場合、
問題が、どの項目からのものなのか、
どのレベルのものなのか、
などの判断が、
難しいかもしれません。
でも、その場合は、
「どんなことを勉強しているのか、
全体を俯瞰してみる
良い機会」
と思って、
やってみてはいかがでしょうか?
全体像・全体量がわからないから、
なんとなく不安になる・・・
ということもあるのですよ。
こんなことは、
夏休み以降には
やっていられません。
今のうちに、
半日から一日かけてもいいので、
しっかり確認しておくと
良いと思いますよ~
!(^^)!
これから、本番直前まで
いろいろ便利に 使えますから。
さらに突っ込んで、
「どのあたりから優先してやるべきか?」
については、
改めて、お話しますね。
【参考記事】
● 『「攻めの姿勢」でやっていますか?』