決定版! 驚きの 「得意 不得意 科目/分野 『見える化』 大作戦」 | 中学受験  算数苦手・12月模試20%からの『逆転合格ナビ』

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中学受験はもはや「子育て」ではなく「プロジェクト」。逆転合格は「起きるもの」ではなく「起こすもの」。 母でもできる、母だからこそできる、今日から取り組める、具体的な提案をしています。


こんにちは。

中学受験成功プロデューサー

上原うた子です。

  * * * * * * * * *

前の記事

『「攻めの姿勢」でやっていますか?』

では、

お母さんが中心となって、

「受験をプロデュースする」

ということと、

そのための「チェックポイント」を

お話ししました。


それらのチェックのやり方について、

具体例を!というお声を

いただきましたので、

ご紹介しようと思います。




今回は

「得意不得意の 科目/分野 の洗い出し」

です。

最近、流行りの

『見える化』 ですよ~(^_-)-



用意するものは、

・ ノート大の紙、筆記用具

・ 各教科のテキスト

・ 小テスト・月例テスト・模試

・ ポストイット4色(または小さい紙とマジック4色)

・ 大きめの紙



1.ノート大の紙1枚につき、1教科分使い、

  テキストに沿って、項目を書いていく

  (国語は項目の表現に工夫が必要。

   項目にしやすいものだけでもOK


2.項目ごとに、

小テストは点数を、

  月例テスト・模試など、

複数の項目が混じっているテストでは、

問題ごとに、正解不正解を〇×で書く

同時に、問題の 「難易度」 を、

だいたいの目安でいいので、

基礎・応用・発展くらいにわけ、

ABCと書いておく

(あまり細かくやると疲れてしまうので、

だいたいでOK

たとえば、こんな感じです





3.ポストイット1枚に、1つの項目名を書く

(科目ごとに色を変えると便利)

(ポストイットがない場合は、

小さな紙に書き、

マジックで印をつけ、色分けすればよい)


4.大きめの紙に、

  「点数軸」「やる気軸」 を書き込む


5.やる気」は、子どもに感覚を聞きながら、

  「点数」は、1、2で作った表から、

  だいたいの位置を決め、
  4の紙に、3のポストイットを貼っていく

  (教科ごとに作ってもよし、

   大きな紙に4教科分を

一気に貼ってもよし)

たとえば、こんな感じです





6.親子で、

気がついたことを 話し合う




このやり方のメリットは、

* 『一枚の絵』 にすることで、

  視覚的に、現状を把握・実感できる

* どの科目・どの分野を

優先してやるべきか、

やった方がいいのか、

判断しやすい。

* 親子で一緒に確認・相談できる

* 「ここを上げていこう!」

モチベーションが上がる

などにあります。





お母さんが、今まで、

テキストや、テストの出題内容を

全然見ていない場合、

または、

子どもの到達度が低い場合、

問題が、どの項目からのものなのか、

どのレベルのものなのか、

などの判断が、

難しいかもしれません。




でも、その場合は、

「どんなことを勉強しているのか、

全体を俯瞰してみる 良い機会」

と思って、

やってみてはいかがでしょうか?




全体像・全体量がわからないから、

なんとなく不安になる・・・

ということもあるのですよ。




こんなことは、

夏休み以降には やっていられません。

今のうちに、

半日から一日かけてもいいので、

しっかり確認しておくと

良いと思いますよ~ !(^^)!

これから、本番直前まで 
いろいろ便利に 使えますから。




さらに突っ込んで、

「どのあたりから優先してやるべきか?」

については、
改めて、お話しますね。




【参考記事】
● 
『「攻めの姿勢」でやっていますか?』