JR九州の3月の改正と言いますと、そこまで大きな改正内容ではありませんでしたが、宮崎地区では普通列車と特急列車にパターンダイヤが設けられましたり、九州全域では普通列車の増発や増結と言った動きもありましたり、北部九州地区でも特急列車の停車地追加なども見られるなど、利用者に対応した改正であったのではないかと思います。
それでも、長崎線・佐世保線の特急では、博多~肥前鹿島間に西九州新幹線開業に伴いまして運行されるようになりました「かささぎ」が2往復減便となっておりまして、減便となった分は江北~肥前鹿島・肥前浜間で普通列車を増発しておりまして、利便性の確保は引き続き取るようにはなっております。
この減便に関しましては、メディアでも大体的に取り上げられておりましたが、利用者が少ない分は正直仕方がない所ではあります。それでも、これまで停車していなかった肥前白石駅・肥前竜王駅の停車本数がこれで増えてもいますので、それに関しましては逆にいいのではないかと思う所ではあります。
(令和4年撮影、「かささぎ」肥前鹿島系統)
さて、「かささぎ」の減便に関連しまして、長崎線・佐世保線の特急列車では新たな系統の列車が誕生しております。今回その2本を収める事ができておりましたので、皆様にご紹介してまいります。
まずご紹介しますのは、「みどり」の武雄温泉系統であります。この武雄温泉系統は、かつて国鉄時代にも臨時列車として運行されていた経緯がありましたが、今回定期列車として初めて運行されるようになったものでありまして、今回撮影の101号、そして武雄温泉駅発も102号・104号が新たに設定されております。
(江北駅時刻)
尚、多客期には101号・102号は、以下画像のように「リレーかもめ」として運行される事になっておりまして、西九州新幹線の接続列車としての姿を見せる事にもなっております。
(撮影時、「リレーかもめ91号」)
また、当ブログでもご紹介しました、西九州新幹線「かもめ92号」も、「リレーかもめ91号」の折り返し列車でもあります「リレーかもめ92号」に変わるようにもなります。したがって、この92号の接続がない場合は、「みどり101号」→「みどり102号」として運行されるようにもなっております。
(撮影時、「かもめ92号」)
(接続列車、「リレーかもめ92号」)
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また、104号に関しましては、画像の885系電車によって運行されております。ただ、往路の博多→武雄温泉間は「リレーかもめ43号」として運行されておりまして、こちらは西九州新幹線に接続するようになりますが、「みどり104号」に関しましては接続がない列車として、101号・102号と違い毎日運行されるようにもなっております。

さて、撮影駅の江北駅では「みどり101号」の武雄温泉行き(江北駅10時09分発)が発車する所でありました。上の画像でもご紹介しましたが、新たに設定されました「みどり 武雄温泉」の行先が新鮮にも感じる所ではありますが、残念ながらフルカラー行先でありますので、幕式の行先でこの行先を見てみたいものではあります・・・。
尚、西九州新幹線の接続がない事もありまして、乗客は全体の4割弱でありました。やはり西九州新幹線と接続するならばわかる所ではありますが、接続がない分、乗客も少なくなってしまうのもわからなくはない所ではあります。
所で、こちらの肥前鹿島行き(江北駅10時57分発)は、運行されなくなりました「かささぎ」の代替列車でありまして、後続の「リレーかもめ17号」と接続を行っております。先述のように、「かささぎ」としての本数は減りましたが、逆にこれまで停車していなかった肥前白石駅・肥前竜王駅の停車本数がこれで増えておりますので、それに関しましては逆にいいのではないかと思う所ではあります。
さて、もう1つの列車は、その「かささぎ」で新たな系統が生まれております。それが上り列車としての門司港駅への系統であります。
これまで、「かささぎ」では、かつての門司港→博多→佐賀間で運行されておりました「かもめ101号」の流れで、令和4年9月改正からは「かささぎ」に変わりましてからも下りの門司港駅発の系統は101号で存在しておりまして、門司港・小倉~博多間では「きらめき」や「ソニック」の補完列車としての運行が見られておりました。
そして、今回の改正で5往復に減便された中で、101号とともに、「かささぎ」としては上り最終列車になります110号でも門司港系統が運行されております。
今回その姿を博多駅で収めておりました。この編成は6両編成でありますBM2編成でありましたが、やはり「リレーかもめ」編成のように8両編成で運行されているのとは対照に、「きらめき」や「にちりん」系統で運行されている6両編成は肥前鹿島系統では事足りる分かなとも思う所ではあります。
このBM2編成の行先は幕式行先であります。フルカラーの行先ではない分、幕回しの姿も終着駅でも見る事ができる訳でもありますので、今回設定されました門司港行きの姿はより新鮮にも思う所ではあります。
この2コマの新設定に伴いまして、「みどり」の武雄温泉行きが37番、「かささぎ」の門司港行きが41番にそれぞれ設けられておりまして、37番では「かもめ」の小倉行き、41番では「かもめ」の肥前山口行きがそれぞれ書き換え前に設けられておりましたが、これによりまして「肥前山口」と称する行先が姿を消しております。
さて、「かささぎ」の門司港行きが博多駅からの新たな乗客を乗せて発車して行きました。この列車に関しましても、多くの通勤客を中心とした乗客を乗せて行っておりまして、下りの101号と同じ役目を果たしている事をも実感させる姿がこの時も見られておりました。尚この列車の門司港駅着は20時51分と、肥前鹿島駅発からは2時間19分かけまして運行されている事にもなります。
今回は、長崎線・佐世保線系統に生まれました、2つの新たな特急列車の系統に関しましてご紹介しましたが、これらに関しましては行先表示にも変化が生じる事にもなる分、より注目する部分ではないかとも思います。特に「みどり」の武雄温泉系統は長らく佐世保方面への系統のイメージが見られていた中での新たな系統でもありますのでより注目する部分ではないかと思いますし、「かささぎ」も減便が見られながらも広範囲の運行にもつながっておりますので、この存在は大きいでしょうか。ご覧の皆様も、新たな系統に気になる方もいらっしゃる方もあるようですが、実際存在している事を存じていただければと思います。
























