当ブログでは、以下の記事におきまして、平成28年4月に発生しました、「熊本地震」の地震後から地震前のダイヤが戻るまでの軌跡と称しまして、皆様にご紹介しておりました。
そして、今年九州新幹線が開業から15年、そして熊本地震から10年になる事から、先頭車両の821-5がきれいに整備されまして、「つばめの大冒険」と称しまして、3月29日に車両基地最寄りの熊本港から、三池港→八代港→串木野新港→鹿児島港から逆に北上しまして、4月6日に博多港着、4月8日未明に博多駅へ陸送、そして4月10日より19日まで、JR博多駅内にあります「JR博多シティ」前で展示されておりました。
さて、今回ご紹介しますのは、このU005編成の「JR博多シティ」での姿を、4月11日撮影時の模様を改めて、そして最終日の4月19日の模様も併せて皆様にご紹介してまいります。
このU005編成は、日立製作所で平成15年末に製造されたものでありまして、翌平成16年に開業します、九州新幹線の新八代~鹿児島中央間向けに導入された車両でありました。
翌平成16年3月にその新八代~鹿児島中央間が、そして平成23年3月には博多~新八代間が開業しまして、これによりましてこの編成も博多~熊本~鹿児島中央間で活躍する事になりました。
(平成23年新玉名駅で撮影)~意外に運行時の画像はこの画像のみです・・・
しかし、ご紹介しておりますように平成28年4月14日夜、「つばめ」として博多駅から熊本駅へやって来まして、この後回送列車として熊本総合車両基地へ向かう直後に「熊本地震」前震に遭遇します。以下画像が脱線した場所を収めておりましたが、この上でしばらくの間動かずに待つ事になります・・・。

尚、その2日後の4月16日未明には「熊本地震」の本震も発生しておりまして、その本震後に再び線路に載せましてようやく熊本総合車両基地に戻る事にもなりましたし、4月27日には脱線場所も復旧、全線再開へと至っておりました。
しかし、車両自体のダメージは大きかったようでありまして、残念ながら修復の手には及ばず、2年後の平成30年にU005編成は廃車登録、以降6両全てが熊本総合車両基地に保管されておりました。
けれども、令和7年にU005編成の先頭車であります821-5が修理の上で博多駅まで向かいまして展示される事が発表されまして、それから修理が行われておりました。
そして、冒頭にもありましたように3月29日に車両基地最寄りの熊本港から、各港でのイベントのため三池港→八代港→串木野新港→鹿児島港を経まして、4月6日に博多港着、4月8日未明に博多駅へ陸送されまして、JR博多駅内にあります「JR博多シティ」前で展示へと至っておりました。
ここからご紹介します画像は、いずれも4月11日に撮影していた画像であります。車体は再び塗装された事もありまして、非常にきれいな姿が見られておりました。やはり、上の画像にあります運行時の姿を思い出させるような印象でもありましたでしょうか。それにしても、運行時の姿は1枚しか収められなかったと言うのもまさに意外な所ではありましたでしょうか・・・。
(「800」ロゴとアラウンド九州ロゴ)
上の画像はちょうどピンクの照明の画像でありましたが、こちらは白の照明時の姿であります。後述のように、反対側では桜の絵が描かれておりましたので、そう言う事からピンクの照明も見られていたようですし、桜の木の姿も見られておりましたのでわからなくはなかったでしょうか。それでも白の照明の姿は、車体自体が白でもありますので、逆によく合うような姿ではないかとも思う所ではあります。
上の画像にもありました、800系新幹線電車の行先です。画像にもありますように、「つばめ| 博 多」と記されておりますが、今回はシールでの表示となっておりました。本来の表示された姿はその下の画像でもありますが、それだけ再現していた事もわかる姿でもあります。
(本来の姿)
こちらは後部であります。今回展示にあたっては、通路部分はふさがれておりました。それでもこうした姿自体が普段見る事ができない所でもありますので、実際にそう言った形になっているのかと思う所ではありましたでしょうか。尚、銘板も右下に見られておりまして、製造に関しましては「HITACHI 2005」と記されております。
ちなみに、今回はこれまでの画像からもわかりますように、台車は履いておらず、トレーラーの台車のままでの展示となっておりました。やはり、実際の台車となりますと線路を敷かないといけませんので、トレーラーの台車のままであった事は仕方がない所ではありましたでしょうか。
こちらは反対側であります。反対側は桜の絵が移動後のイベントで参加者によりましてペインティングされておりまして、ピンクの光を照らしますとその下の画像のように、よりマッチしていた姿が見られておりました。それにしても、まさかここまでなされるとは思いもしませんでしたが、いつまでも残すとなりますと、ペインティングに参加された方もいい思い出が残る事にもなる分いいのではないかとも思います。
(光を照らした時)
ここからは最終日であります4月19日の姿であります。この日本来は予定はありませんでしたが、急遽出向く事ができておりまして、その際にこれからご紹介します画像の姿を収める事ができておりました。
こちらは右側の画像であります。11日撮影時はちょうどイベントも行われていた事もありまして、全体の姿を収める事ができませんでした。しかし、今回は全体の姿を収める事ができておりまして、車体の乗務員室部分から後方の乗客向けのドアの間部分で大きく描かれていた事がお分かりいただけるのではないかと思います。
(アップ)
こちらは反対側であります。この日も11日のような姿が見られておりましたが、画像からはわかりませんが、最終日と言う事もありまして、多くの方が撮影される姿が見られておりました。それにしても、白い光と白い車体がよくマッチしている事もわかるのではないでしょうか。
そして、こちらの画像は同日22時頃の姿であります。照明による展示はそれまでに終了、この後移動するために片付けが行われていた時でもありました。それにしても、照明がない姿はもうこの展示自体が終了した事をも実感させる姿でもありましたでしょうか。尚、この数時間後にこの821-5はトラクターに連結されまして、博多港へ向けて発って行きました。
この後は、再び船で熊本港へ、そして再びトレーラーに載せられまして熊本総合車両基地に戻っておりまして、再び車両基地内でお休みする事にもなります。本当によく来てくれたと言う思いが強かった今回ではありましたが、今後も何らかの形で姿を見せていただきたいものであります。
今回は、「つばめの大冒険」と称されました、800系新幹線電車U005編成先頭車の博多駅での姿の完全版をご紹介しましたが、この編成自体も廃車登録されましてどうなるのだろうかと思っていたら、10年の空白を経まして今回の姿が見られた訳ですので、よくここまで復活したなと思う所です。残念ながら、台車はトレーラーであった事に関しましては仕方がない所ではありましたが、それでも福岡へ足を運んだ事はまさに大冒険にふさわしい所ではありましたでしょうか。先述のように、今後は再び保管される事にはなるようですが、これからも「熊本地震」を知る車でもある分大切にしていただきたいものであります。



























