皆さんは、

 

『朝がだるい・・・仕事に行けない』

 

『なんでこんなにだるさが抜けきらないんだろう・・・』

 

『休みの時は何もやる気が起きない・・・』

 

と感じた経験はありませんか?

 

この質問を街中で歩いている方に聞いた言ったとしたら、10人が10人感じたことがあると答えるのではないでしょうか。

 

こうした悩みは人間だれしもが必ず一度経験していて、そうした悩み(ストレス)と闘いながら社会生活を過ごしている方ばかりだと思います。

 

そうした疲れからくるストレスですが、人それぞれ感じやすい方と感じにくい方がいらっしゃいます。

 

特に発達障害の方は健常者と比べて疲れを感じやすい方は多くいて、実際に私の周りでも疲れやすい発達障害の方が多くいて、疲れからくる体調不良で月に1回は必ず欠勤される方もいらっしゃいます。

 

ではなぜ

 

発達障害の方比較的疲れやすいのか?

 

またどうしたら疲れが取れるのか?

 

この議題を私の経験と、調査によって得られた内容を今回皆さんに伝えていこうと思います。

 

 

なぜ疲れやすいのか?

 

発達障害の方は健常者と比べてなぜ疲れやすいのか?

 

こうした内容の質問をした時に皆さんはどう答えますか?

 

このブログを読んでいる人達の中でもいろいろな答えがあるのではないしょうか。

 

実際にこの質問には答えがなく、私達はいろいろな理由で疲れやすくなっています。

 

特に会社員の方は、会社内のコミュニケーションの問題なのか、仕事の内容の問題なのか、人にやってはこの内容以外の事なのかいろいろな選択肢があって、それが入り混じっているから疲れやすくなっていて、どれも答えであり、どれも正解だからこそ自己分析してもどこが原因だからと理解できない方もいらっしゃると思います。

 

私自身前職では最終的に何が問題で、こんなにだるくなっているのか全く分かっておらず、無理に無理を重ねて、体を壊してまった事もあります。

 

しかしよくよく自己分析してみて自分自身を調べてみたら疲れやすい原因は5つのポイントで分けることが出来て、発達障害の知人達もも大体この5つのポイントのどれかに当てはまることが多いと感じていたため、ここではその5つのポイントを紹介します。

 

 

まず1点目が

 

 

周囲に適応しようとしすぎて無理をしている

 

です。

 

発達障害の方は仕事でも、プライベートでも、無理をしてでも周りに溶け込もうとしすぎる傾向があります。

 

これはコミュニケーションが苦手や、時間の感覚が違うなど、健常者と比べて違った発達障害の特性を複数持っている事が原因です。

 

そのため発達障害の方は周囲に合わせるために健常者以上の努力をして無理に周りに合わせようとして、疲れ切ってしまう事が多くあります。

 

また発達障害の方は完璧主義な方も多く、すべての人前で完全なコミュニケーションを望みがちな所も原因がの一つに挙げられます。

 

 

続いて2点目が

 

 

完璧主義が行き過ぎている

 

 

です。

 

これは1点目の最後でも触れていることですが、発達障害特にASDの方は『適当にしておいて』などのグレーゾーンの理解が難しく、どんなことでも完璧に実行してしまう方も多くいらっしゃいます。

 

これはポジティブにとらえれば妥協せずに仕事に取り組むことができるといえますが、自分を追い詰めてしまったり、頑張りすぎてしまった結果疲れがたまってしまうことが考えられます。

 

またマルチタスク作業を行っている時にも、すべての作業を完璧にしようと言った強迫観念に駆られてしい、なおかつ自分ルールがあってそれを順守してしまい、健常者と比べて無駄な作業が多く、その結果いらぬ時間と労力を使ってしまい疲労がたまってしまう事があります。

 

 

続いて3点目ですが、

 

 

活動量が多すぎる

 

 

です。

 

これは特にADHD方に多くみられますが、ADHDの大人の方は、エネルギッシュで活動的な方も多く、活動量が多いためにほかの人よりも疲れやすいということがあります。

 

また行動は落ち着いていても頭が多動になっていてる場合があり、このような状態は本人は疲れていないと感じていても実際は疲労がしっかりと残ってしまっています。

 

しかもそうした衝動性や多動性を抑えるために、より一層のエネルギーを使うので疲れてしまう、ということもあって、なお疲労がたまってきてしまっています。

 

 

続いて4点目が

 

 

感覚過敏で疲れやすい

 

 

です。

 

発達障害者には一部の感覚が健常者と比べて著しく敏感な方もいらっしゃいます。

 

そうした方は普段の日常生活で流れている生活習慣で流れる音や匂い、衣服の感覚など、五感のいずれかが過敏だからこそ起こる違和感によって、疲労がたまってしまう事もあります。

 

そうした結果、常に何かの違和感が生じてしまい、健常者では感じられない感覚の下で生活しなければいけないため、日常的に疲労感が抜けない方も多くいらっしゃいます。

 

最後の5点目は

 

 

疲労を感じる事が出来ていない

 

 

です。

 

健常者は「甘いものが欲しくなったら」「頭痛がしたら」「いつもより睡眠時間がたくさんほしくなったら」などの、人によって自分の疲れ度合いの見極め方法や、疲れのサインを自分で感じる事が出来るのですが、発達障害の方の中には「疲れている状態」を把握できずに困るという方がいます。

 

例えば過度な集中状態で寝食を忘れて没頭してしまったり、一度緊張してしまうと永続的に緊張してしまっていて自分からその緊張をoffsに出来ないなどが挙げられ、自分のセルフコントロールが苦手な傾向にあり、そうした状態の場合、健常者と比べて疲労を感じにくくなってしまう事もあります。

 

またセルフコントロールが苦手だからこそ睡眠の際に無駄な緊張をしてしまい、睡眠が出来ず睡眠不足に繋がっている方も少なくありません。

 

ここまで上げた5点の影響だけでなく人によって異なる問題が混ざり合い、私たちにのしかかってきます。

 

この疲労をため込んでしまうと、身体的には体調不良に、心身的には二次障害(うつ病など)の症状の発生の原因となってしまいっていて、実際に発達障害から二次障害につながる方もいらっしゃるいます。

 

 

疲労解消法

 

ここまで疲れる原因を語ってきましたが、多数の理由から付随してどうしても発達障害は健常者と比べて疲れやすいのは事実です。

 

ではそんな疲労はどうしたら解消できるか?と考える方も少なくないと思います。

 

なのでここからは私が考える疲労回復のためのコツと3つのポイントをここからは紹介していきます!

 

突然ですが皆さんは最近休みの際に『暇だなー』って感じた事はありますか?

 

皆さんはどのような答えになりましたか?

 

最近の休みに感じちゃった方もいれば、最近感じれてない方もいると思います。

 

ただ私はこの答こそが自分が疲れているかどうかを図るバロメーターになっていると考えます。

 

それはなぜか、答えは簡単で、

 

 

人は疲れている時には、体と心を休めようとしているため、『暇』と感じる事はほとんどない

 

 

からです。

 

実際に皆さんも疲れ切っている時に休みがあったとしても、やる事や、普段の疲れを取るために寝たり、リラックスしたりしていると思いますが、その時に『暇』と感じる事はほとんどなかったのではないでしょうか。

 

 

私も疲れがあるときは全く感じてきません。

 

 

ただある程度休んでくると、『暇で何かしたいな』って行動意欲がわいてくるかと思います。

 

これは疲れが完全に抜けきったサインです。

 

そうした状態まで持ってくることが私は疲れ抜けていると感じる一番のポイントだと考えています。

 

でもこうした状態になるには長い休みが必要だと感じる方もいらっしゃると思います。

 

この考えは私も同意見ですが、私はそうした状態に出来るだけ近づくために2つのポイントを気にして休みを過ごしているのでここからは私が『暇』と感じれるようになるなる行動2点を紹介します。

 

1点目は

 

 

完全なOFFを作る

 

 

です。

 

これは簡単で仕事も家事も何もかもしない日を必ず月に1日作るようにしています。

 

人間は必ず休みが必要で、特に発達障害はその度合いが高い傾向があります。

 

ただ皆さんも社会人になると、完全なOFFが出来ない事が多いのではないでしょうか?

 

実際に私自身、休みの日でも家の掃除や洗濯など仕事とは関係ないけれど生きていくために必要な家事を必ずやらなければいけません。

 

ただそうした家事でも私はストレスが溜まってしまう原因になっていました。

 

ですので私は事前にスケジュール帳に完全に休むと決めた日を決めて、自分がやりたくない事は何もしない日を必ず決めています。

 

このおかげで自分がやりたい事ばかりやるので、最終的に心が満足するのか『暇』と感じる事が出来てこれたのでかなりおすすめです!

 

 

2点目が

 

 

スケジュールを固定しすぎない

 

 

です。

 

上記でも触れましたが発達障害の方は自己セルフコントロールが苦手な傾向がります。

 

ただ完璧主義なため、きっちりとしたスケジュールを立てやすい傾向があります。

 

ただ私の経験ですが、発達障害の方が立てているスケジュールはあまり上手くいくことがありません。

 

それもそのはず自己分析が苦手で、どうしても過度な期待を載せて自分を壊してしまう方もいらっしゃいます。

 

なので私はスケジュールとスケジュールの間を必ず空けてあまり固定しない様にしています。

 

その結果自分が見えていないからこそ出てきてしまう問題も、ある程度余裕があれば焦らずに解決できるので、疲労に繋がりにくくなります。

 

また固定しない事で、当日の気分や体調を考慮できるため、疲れがたまっていると感じた時はやらない選択を選ぶことが出来て、追い込まずに済みます。

 

こうした結果、仕事の持続力と、継続性が上がり、また疲れのケアにもつながるため非常に楽になっています。

 

ここまで私の疲労改善の対策をお伝えしてきましたが、私は上記2点を気に掛ける事によって出来るだけ『暇』と感じれるような心身で保てるように日々気を付けています。

 

最後に

 

ここまで疲労改善のための私が気を付けているポイントをお伝えしてきましたが、これは私の改善策で皆さんに当てはまるかと言えば私はNOと答えます。

 

ただ私自身『暇』と感じるためにどうしたらいいか考えて実践した結果、今こうした行動が自分に合っていると感じています。

 

皆さんもそれぞれのリフレッシュ方法があると思います。

 

ただ自分に合ったリフレッシュ方法がない方には、私は私の方法を使って自分の好きなことをやってストレス解消しちゃいましょう!

 

皆さんの疲労に少しでも改善の兆しが見えたら幸いです!