皆様、だいぶお待たせしてすみません。

今日から、また今後はこの様な形で、不定期に更新を行なっていこうと考えています。

 

突然ですがこのブログを読んでいる人、発達障害の方々の中には

 

「仕事仲間と上手くいかない・・・」

 

「何故か、嫌われて、独りぼっちになる。」

 

「会話についていけない」

 

等、職場内でのコミュニケーションで悩まれている方はいらっしゃいませんか?

 

実際に職場内で孤立してしまい、もう今の仕事を辞めたくなっている人もいるでしょう。

 

事実、ある調査では仕事の幸福度の要因の調査では、「やりがい」に次いで、「人間関係」が2番目に重要な要因として扱われています。

 

それだけ仕事において、職場環境の人間関係とは仕事の幸福度と密接に関係しているのです。

 

しかし皆様も感じているとおり、発達障害はADHDであれ、ASDであれ、根本となるコミュニケーションスキルが低いため、多くの人が職場の人間関係で何らかの悩みを抱えています。

 

そこで今回は、職場の人間関係について、人間関係の改善方法について紹介します。

 

紹介する前に

 

まず皆さんに前提条件でお伝えしたい事なのですが、

 

無理して職場の人間関係を作る必要はない

 

と言う事です。

 

多くの方、特に真面目な方が多い発達障害の方々は、社会概念や、価値観をしっかりと定めてしまい、「職場の人間関係」を良くしなければいけないと思い込みがちです。

 

実際に、職場の人間関係に悩んでいらっしゃる方の多くは、その価値観に囚われています。

 

あくまで職場の人間関係は、仕事をスムーズに進めるために必要な事であって、仲良くなるためではありません。

 

しかも仕事先にいる方は、相手も立派な大人です。

 

相当頭のネジが外れていない方でなければ、最低限のマナーさえ守ってくれれば、

相手も嫌がらせを行なうなんてことは、基本ありえません。

 

事実、私も人を雇う立場になって、改めて感じますが、

仕事をきっちりやってくれさえすれば、嫌な感情どころか、好印象を持って接しています。

 

仕事はやることをやれば、評価はしてもらえます。

 

もしあなたの悩みが、一定の距離を置くことで、解決するのであれば、

まずは勇気を出して、職場の人と距離をおきましょう。

 

職場の人間関係と近付く方法

 

ただ前述した前提は一人が得意、孤独を楽しめる方だけが出来る事で、

そう簡単に腹を括ることは出来ないと思います。

 

しかも発達障害の場合、話しかける事も得意ではなく、

受け身になりがちなため、余計に苦手意識を持たれている方も多いでしょう。

 

なのでここからは、私が実践した職場の人間関係を築く3つの事を紹介します。

特に悩んでいる方も多いと思うので、今回は具体的な行動で記載しているので、是非やってみてください。

 

まず一つ目は

 

趣味や好きな事を伝える

 

です。

 

基本的に発達障害は、好きなこと、興味がある事を持っていることが多く

しかもその好きの度合いが高く、健常者より深く知っているため、

人から見たら有意義な情報を、提供しやすい状況を作りやすい傾向にあります。

 

あなたがそんなに凄い事と思っていない事でも、他の方にとっては有意義な情報な事も多いです。

 

しかもその情報をキッカケに、話を聞いてくれる人も増えてくれるため、

アナタ自身がコミュニケーションをしやすい環境を作りやすくなっていくという、好循環が生まれていきます。

 

知らない人よりも、少しでも相手が自分を知ることで、

人はずっと共感を持ちやすく、あなたに話をしやすくなっていきます。

 

その入口を作るために、まずは周囲にあなたの好きな事、趣味を話してみてください。

 

ただこの趣味の話すですが、話過ぎると逆に鬱陶しがられてしまう事もある為、

 

・補足情報を入れない

・聞かれたら答える

・個人の感情は入れない

 

は控えた方がいいかもしれませんね。

 

つづいて2つ目は

 

仕事で新しい提案を行なう

 

です。

 

基本発達障害の方は、主導権を自分に持ちたがる傾向がある為、

人の話を聞こうとしていても、結局、自分の話をしすぎてしまい、人の話を聞いていない事が多いです。

 

特に仕事の面に関しては、上司や仲間から指示を無視してしまい、

無意識の内にマイルールを貫き、仕事が上手く行かない事も多いでしょう。

 

ハッキリ言って、今、既存の仕事をコントロールすること自体が、

エベレストに登頂するぐらいの高難易度が発達障害にはあるのです。

 

であればいっそアナタの分野を新しく作成し、新たな役割を作りましょう。

 

仕事を新しく自分で作る事で、責任者となり、基本ルールも自分で作れ、

作業を行なえて「やりがい」を得られます。

 

しかも周囲と密に仕事でのコミュニケーションが取れる事で、

仲間意識が出来る事で、自然と周囲とコミュニケーションが取れるようになると言う大きなメリットがあります。

 

実際に私は何度も新しい提案をし続けていたら、責任者となり、気付いたら自然と仕事で仲間と呼べる方々に恵まれていました。

 

その一歩はなんでも構いません。

大きく新規事業を立ち上げるのではなく、少しの提案で構いません。

 

私は最初に

 

・マニュアルの修正

・トークスクリプトの作成

 

等簡単に出来る事から、新しい事をやっていくことで、

自然と環境は大きく変化していきます。

 

ぜひやってみてください。

 

最後の3つ目は

 

ライトな愚痴を話す

 

です。

 

これは心理学でも話されていることですが、

愚痴等のネガティブな共有は、もっとも人間関係を向上させていきます。

 

人間は共有、共感していく生き物です。

 

相手と辛い経験を共有出来れば、相手の心に寄り添う関係が作りやすくなっていきます。

 

そのため私も、愚痴をキッカケに仲が深まっていった方も多く、

今でもこのテクニックはよく使用しています。

 

ただこれも時と場合によっては、悪手となっていく場合がある為、

 

・仕事に関係ない愚痴を話す

・必ず午後14時以降で話をする

・仕事中は、相手の顔を見ない

・感情的にならない用に、二言三言で完結に終わらせる

 

等ルールを制定して、相手が不快になりづらい時を選ぶように徹底しております。

 

また愚痴は諸刃の剣でおり、感情的にあなたが吐き出すだけであれば、

それはただの相手の時間を奪うことになることも。

 

愚痴を履くときは、端的に

 

この言葉を忘れずに、まずは相手に辛い事を話してみましょう。

そうすると自然と会話になってくるので、ぜひやって見てください

 

まとめ

 

ここまで職場の人間関係をあげる方法を紹介してきました。

ただこれはアナタが本当にまだその職場に残っていたいならの話です。

 

本当に辛く、きついのであれば、リセットボタンを押すことを押し、新たな環境に向かうことが重要だと考えています。

 

ぜひ無理しない事、そして自分が楽に慣れる環境をしっかりと作れるようにしていきましょう!