『今日からやろうと思って3日ほどたったけど、やる気が起きない』
『最初は続けようと思っていたんだけど、まったく今は手を付けていない・・・』
『仕事もプライベートもすぐに結果が出ないのであれば頑張れない』
と感じる方はいませんか?
苦手な事や、仕事など、自分が好きでない事を継続してやろうと気持ちを切り替えて上手くやろうとしても、途中でだらけてしまい、最終的には3日坊主のような形で投げてしまうことがあると感じた方は少なくありません。
特にADHDをはじめとした発達障害の方は、習慣化するまでに途中で投げてしまう事も多く、私も何か始めようとしてすぐに投げてしまった経験は多数あります。
実際に私はそれで時間とお金を無駄に消費してきて、自分が嫌いになり、
なんでこんなに続かないんだろうと悩んだこともありました。
そんな私だからこそ今回、学生時代に続けていた苦手な勉強を続けられた3つの行動を今回紹介します!
ここで突然質問ですが、
皆さんは何かここで継続できているものはありますか?
こう聞くと皆さんまちまちの回答があると思いますが、『ない』と答える方もいると思います。
実際に私も学生時代にこの質問をされていたら、何もないと答えていたと思います。
ではなぜここまで継続できないかと答えますと、
成功体験が少ない
方が継続性がない傾向にあります。
成功体験の少ない方は目先の小さな障害に挫かれやすく、すぐに結果を求めがちです。
また結果までのプロセス(努力)自体が目標になりやすく、努力ばかりに目が行きがちで、この努力の結果『どう変わりたいのか?』、『どうなっていたのか?』の将来の結果に目が行っていない事が多々あります。
上記のような問題を自分で発症させてしまって、他のすぐに結果が出てしまう物に甘えてしまって継続できず、自分でやると決めていることを放棄する事になってしまいます。
特に発達障害の方は学生時代に成功体験を積まれている方が少なく、結果を出すためのプロセスを経験していない方が多く、社会人になって急に努力しろと言われても、
『どう努力したらいいか解らない?』
と感じている方が多くいる傾向があります。
またADHDの方は『不注意』、『多動性』の症状のせいで、他の目新しい物ですぐに結果が出るものに健常者よりも目が行きやすく、すぐに放棄してしまう事も多々あります。
ここまでなぜ継続できないのかを語ってきましたが、やはり結果が出ている方は共通して何かの成功体験を積まれています。
ただ皆さんが急に成功体験を積むことが出来るかと言えば私は無理だと考えています。
特に何も成功した経験がないと感じている方に、急に成功体験を増やせと言っても増やせるものではありません。
ではそんな方に学生時代に『勉強もできない、運動もできない何も成功していなかった』私が、嫌いで苦手な勉強を3年間継続できた3つのポイントを紹介します。
まず1点目が
目標は立てるが、目的を立てない
です。
これは何?と思われる方も多いと思いますが、これは単純で、『どうなりたいか?』の継続した後の未来の目標は決めますが、具体的にどう継続するか(毎日これをやるなどのスケジュールを立てる事)を決めない事です。
私もそうだったのですが、結果が出ていない方は基本的に何もかも完璧にしないと結果が出ないと考えている方が多いです。
ただそのためスケジュールをきっちりしすぎる傾向にあります。
ただ私もそうですが、出来る人でも自分で立てたスケジュールは、上手くいくこと自体珍しいです。
自分で立てたスケジュールは、自分に無意識に期待をしているため基本的に上手くいくことが少なく、全て出来ることはあまりありません。
まして継続できない方は努力した経験が少ないため、自分への過度の期待か、ネガティブに考えすぎてあまりタスクを自分に掛けない傾向にあります。
その結果自分に無理をさせすぎて、つまらなくなってしまい継続できなくなっています。
そう言った事を防ぐために私は、
これまでにこれをやる
と抽象的な結果を想像したらまず行動するようにしています。
こうすればやらない時もありますが、自然と結果に翌日に挽回してやるなどの無理がきくために、自分の嫌な事と毎日接触する事も避けられて無理せず続けることが出来ます。
またある程度継続できていれば、やらない日が出てきてしまった場合に翌日に挽回するように自分に無理してもやらなければと言ったメンタルが出てきて、おのずと継続しています。
またこう言ったスケジュールの立て方をしていけば、今の努力が果たして自分が望んだ結果に繋がっているか自分を見つめ直すことも可能です。
ぜひやってみてください!
2点目が
努力(継続する物)を自分で把握できるようにする!
です。
継続できない方は基本的に自分のこれまでの努力の現状の結果見ようとしません。
人間だれしも対価があるからこそ努力は継続できますが、無駄な努力は自分を混乱させてしまう原因になりかねません。
実際に刑罰として囚人に『穴を掘らせて、その穴を埋める』と言った刑罰があります。
この作業は簡単で肉体的な苦痛がないのですが、意味もない作業のためどんな苦痛にも耐えた囚人も、最後には値を上げてしまうと言った過去も残っているほどに意味を見いだせていない行動は心理的に追い込んでいきます。
結果を見えていない人はそうした刑罰と同じで、ただ今は継続できていてもいずれどこかで折れてしまって、投げてしまいがちです。
そう言った事を防ぐために、どんなことでも努力のプロセスを残しておいて、最終的に完璧に終わった達成感を必ず自分が得れるようにしておきましょう。
私は達成感を味わうために、PC作業だったとしても必ず紙に印刷して完了したら、それをシュレッターもしくはその紙を燃やして終了を認識できるようにしています。
またそう言った事が難しいものでも、タスク表もしくはスケジュール表の仕事欄はどんな小さなことでも記載しており、完了したら削除するようにして、達成感を感じれるようにしています。
これをやり始めて自分自身、苦手な事でも続くことが出来て、学生時代は買った参考書を最後に燃やすことに意義を覚えて、すごく続いた印象です。
最後3点目が
達成したいことを家族や友人に伝える
です。
継続ができない方は基本的に自分の中で済むことで、『自分では無理』と感じ始めたら放棄する傾向にあります。
なので人に言うことで、責任を自分に乗せるつもりで人に言うように私はしています。
ただしどんな方にも目標を伝える事は私は反対です。
人に伝えることで目標を達成する確率は下がる傾向にあると一部の研究者の中では言われている事実もあります。
実際にドイツの心理学者、Peter Gollwitzer(ピーター・ゴルウィツァー)の実験(目標を周りに伝えて活動するグループと、目標を伝えないで活動したグループでは、目標を伝えない方が仕事をした結果が出ています。)で、正直継続につながるかと言いますと、そうでない傾向にあります。
これは人に言うことで満足してしまう、『夢や目標を語るだけで満足して行動しない』人を増やしてしまい、実際に行動を止めてしまうことがあります。
人間の欲求中に承認欲求があり、その場で語って周りから賞賛をされると、承認欲求が満たされてしまい行動していない方が多い傾向です。
またその逆に目標や夢を語った時に否定されてしまい、自分の目標がぶれてしまうことがあるため、否定的な方も少なくありません。
ただし私は『夢や目標』を人に語ることに正直否定的ではありません。
実際に私は人を選んで、自分の目標は伝えるようにしています。
ではなぜかと言いますと目標や夢を人に伝えることは
やりたい事の応援者や協力者を見つけるツールの一つ
と考えているため出来るだけ周りに言うようにしていました。
現代は世界中どんな方ともSNSでつながる事が可能です。
あなたが今やろうとしていることや、継続している事は周りに誰もいなくても世界中には誰か1人あなたと同じように行動している方がきっといます。
伝えることで、その人たちとつながりができて自分がやろうとしている事の近道を教えてくれたり、お互いを励ましあって進むことも可能です。
実際に学生時代には勉強していると常に伝えていましたが、それを親や教師に応援されるだけでなく結果次第では叱咤激励も受けて自分のモチベーションの維持にもつながりましたし、頑張っている姿を見ていた教師が最後の最後にプライベートの時間を削って勉強を見てくれたこともありました。
周りに伝えることで今の悩みや現状の打開にも繋がりやすく、また人から助けてもらえる機会も広がってきます。
実際に今ビジネスの世界で成功されている方や、漫画の主人公など全て夢や目標を伝えて、ピンチの時は周りから助けてもらっています。
恥ずかしがらずぜひ伝えてみてください!
ここまで語ってきたことは私がやってきた事ですので、皆さん全てに当てはまる事ではありません。
ただこれは確実に言えることですが、何も行動していないとあなたは一生変わりません。
行動して失敗したことはあなたの人生にプラスな事であり、
次の成功体験を積む近道にもなってきます。
ぜひやってみてください!