これを読んでいる皆さんは、

 

『何で会社の苦手な飲み会に参加しなければいけなんだよ、つまらない!』

 

『ああ・・・上司の隣座っちゃった、飲み物とか気を付けないと?』

 

『同じ部署の人だけど、何を話していいかわからない?』

 

こう感じたことはありませんか?

 

特に発達障害の方は、

 

空気を読む!

 

という行為がとにかく苦手で、その特徴が解っているからこそ、余分に動いて失敗されたことも多々あるのではないでしょうか?

 

私も多数の失敗した経験があり、会社内のイベントや、取引先のイベント前には、とにかくブルーな気持ちになって、どうしたら失敗を回避できるかと考えることがありました。

 

行かなくてもいいイベント事(飲み会や、会合)には参加しなくてもいいですが、取引先との飲み会や、会社の上司が参加を促してきた場合は、行かなければいけない時もあると思います。
 

今回はそんな、行かなければいけない環境になった時、『どうやって失敗をしないか』、私なりに学んだ事が3点ありましたので、今回紹介します!

 

 

 

なぜ発達障害はイベント事が苦手なのか?

 

突然ですが皆さんに質問です、

 

これまであなたの人生で本当に楽しいと思った飲み会はいくらありますか?

 

この質問を健常者と発達障害の2つの枠に分けて数を統計した場合、圧倒的に健常者の数が多いのではないでしょうか?

 

実際に私自身もそうですが、発達障害の知り合いの友人に聞いたとしても、本当に楽しかった飲み会やイベント事はプライベートのものばかりと答えていました。

 

ではなぜこうなっているかと言いますと、上記でも触れましたが

 

 

発達障害の方は空気を読むのが苦手

 

 

に原因があります。

 

特に飲み会や食事会などの席によっては、社会の『暗黙のルール』が多数存在して、それから外れた行為をすると『空気を読めない=使えない』、とい言った印象を持たれることがあると思います。

 

またADHDの方は『多動性』や、『不注意』の症状でで変に気を使って動いて、何かトラブルを起こしてしまう事(テーブルの上の飲み物をこぼすなど)も経験して、ASDの方は雑談が苦手で『会話の落ち』がない、ただ長い話をして、周りを引かせた経験があると思います。

 

私自身、会社や取引先で何十回も失敗してきて、それで会社の居場所がなくなるんじゃないかと、びくびくして動けない事が多々あり、陰で何もしない奴と勝手に認識されたこともありました。

 

実際に社会人1年目の際に当時の会社の社長との飲み会で、

 

『今日は無礼講だから、じゃんじゃん好きにやって』

 
と言われて、何もしなかったら翌日から、『あいつは何もしない使えない奴』とレッテルを張られて、すごく後悔したことがあります。
 
当時は『無礼講』と言葉を鵜呑みにしていましたが、そう言った事はビジネスおいてどのイベントでもあり得ません。
 
それを解っていなかった、私自身が悪いのですが、発達障害の特徴で裏読みができない所もあり、それ以降何もできなくなりました。
 
これ以降も上げればきりがないほどに失敗してきましたし、それは私だけでなく、発達障害の皆さんも同じだと思います。
 
そうした失敗の積み重ねが、より社内のコミュニティに溶け込む環境を奪って、最終的には会社内で孤立してしまいます。
 
その影響で、仕事中でも、何かわからないことを気軽に聞くことができなくなって仕事にも影響が出てしまい、一層会社から『いらないモノ扱い』されて、最終的には会社を辞めるか、自分を壊すかのどちらかに行きついてしまいます。
 
 

 

なぜ発達障害はイベント事を乗り切るために!

 

 

ではなぜ多数の失敗していた私が、会社内でのイベント事に失敗しなくなってきたかと言いますと、

 

 

行かなくていい飲み会を選んで、行かなくなったから!

 

 

が1番大きいと、考えています。

 

昔の私は変に気を使って、周り参加しているからこそ必ずイベント事には参加しなければいけんと感じていました。

 

実際に、行きたくもない飲み会にも、積極的に参加していましたが、その場で失敗続きでそれが続いて会社内に居場所がなくなって、仕事を辞めた事も1度や2度ではありません。

 

ただ何度目か転職をした際に先輩から、

 

 

『お前、飲み会やイベントは仕事じゃないぞ。

これはただの付き合いであって、自分を上司に売り込むただの無料セールスの場でしかないから無理に参加しなくてもいいんだぞ』

 

と言われてから、私はどんな飲み会にも参加しなくなりました。

 

実際にこの言葉を言われる前は、ただ皆さんが参加しているから行かなければいけないと言った固定観念に縛られていただけで何も気にしていなかったのですが、その先輩からの話を聞いて

 

『会社や取引際のイベント事に参加する事は、自分の売り込みをセールスをするだけの場』

 

と割り切ることが出来て、『行かなくていいイベントには参加しなくていいんだ』といった考えに、変えることが出来きて大分楽になりました。

 

もちろん最初は本当に断っていいかどうか迷ったのですが、実際にその先輩は行きたくないイベントは全て断られていてたので、その先輩を真似して断るようになったら、私のストレスは大分減って、私自身の仕事にもいい循環が生まれてきて、仕事の結果にも繋がったてきました。

 

結果が出たことによって、会社内で上司や先輩との会話も普通に出来始めて、結果イベント事にもあまりストレスなく参加できて、社会人の先輩のありがたい話を聞くことがスムーズに出来ています。

 

今は、

 

『必ず行かなければいけないイベントか?』、『自分のプラスになることが待っているイベントか?』

 

の2点の何方かに当てはまらないか限り、断るようにしています。

 

また断り方も嘘をできるだけ使わず、『病院の予定』『習い事』などの自分本位で予定が変更できない物を入れて、断るようにしています。

 

皆さんもストレスがたまったらぜひ使ってみてください!

 

 

 

どうしても参加しなければいけないイベントを乗り切る3つの行動!

 

ただそうはいっても、社会人は断れないイベントもあるかと思います。

私自身もそうですが取引先やお客様のイベント事は正直断れません。

 

断れないイベント=失敗できないイベント

 

が多いのではないでしょうか?

 

断れないこそ、重要で失敗ができないので、参加はするが、何もできなかったと感じた方は少なくないと思います。

 

私自身、何回も何もできず悔しい経験をたくさんしてきました。

 

なのでここでは参加しなければいけなくなったイベントの際に、私が気を付けている3つの事を紹介します。

 

 

まず1点目が

 

 

相手が話している際には、相槌を必ず打つ

 

 

です。

 

これは簡単で会話のあいま、あいまに相槌を打つだけです。

 

発達障害のある方、ない方共通して、話を聞いていないと感じられる方は相槌を打ちません。

 

逆に相手に上手く話をさせる人ほど、オーバーでも相槌を打って、『相手の話を納得している』と言ったポーズを取って、相手に無駄なイライラをためていきません。

 

ただ発達障害の方は、『相槌を打つ』があまりできていない印象があります。

 

特に、興味がない話になると、何もしない方もしばしばいます。

 

簡単で、相手に一番伝わりやすいことですので、やるとやらないでは大分変った印象を持たれますので、ぜひやってみてください!

 

相槌を打つタイミングがわからない方は『話と話の間で文章にすると、や。で区切れる所』が空いた時に複数回、相槌を打つことで、話を聞いていたと言った納得感が生まれます。

 

 

2点目が、

 

 

イベント内でする、質問とその後の回答を事前に準備しておく!

 

 

です。

 

これは以前、SMAPの中居君が、TVやコンサートのMCができないので若い頃に相手に質問する事を、相手に合わせて事前に作っていたと言われていた事を単純に真似して、イベント内でする質問をこちらでためておいて、それを実践するだけです。

 

私自身がやった感想ですが、すごく助かったことが多々あります。

 

特に発達障害は『空気が読めない』もありますが、私は『話の落ちがない』が特に問題だと考えています。

 

話が二転三転した内容後に、結局どういった内容を聞きたいかわからないと相手に取られてしまうと、相手にストレスを負わせてしまった挙句、あなた自身の価値も下がってしまいがちです。

 

ただ事前にまとめておくと、質問が二転三転することがないので、相手に伝わりやすい内容で相手も答えやすいですし、こちらも質問した人になって会話に参加した事実が出来ます。

 

なので下のように携帯まとめて、質問するようにしています。

 

例(相手がサッカーを好きと分かっていた場合)

 

 

 

実際に飲み会やBBQなどのアルコールが入ったイベントでは、相手が違和感を感じない、面白い質問を一個でも持っていると、案外その中の主賓に気に入られることもあります。

 

また人は誰でも承認欲求があるので、自分の話をする事が嫌いな方でも自分の成功体験(プライベートではない物)を語りたいと言った物を持っているので、相手の承認欲求を満たす事で、あなたの評価も上がりやすいです。


ぜひまとめて見てください!

 

 

最後3点目ですが、

 

会話の間を調べる!

 

です。

これは2点目で質問内容をまとめた内容を、実際に話す際に必要になります。


会話は水の流れと一緒です。

 

相手の気持ちを理解しながら、相手の感情を上手く引き出せたものが評価されますが、私たち発達障害はそれを読むことが苦手です。

 

ただそんな私でも会話の流れが読むことが出来たのがありました。

 

それはお笑い芸人の漫才です。

 

なぜこれが読めたかというと、彼らは会話の間を上手く使うことで、『ここが笑いどころですよ』、『ここは話を聞いて落ちまで行きますよ』と言った指示を上手い具合にお客様に伝えています。

 

私はそれを真似して、質問するようにしています。

 

ただこれだけを聞くとすごく難しく感じますが、これはすごく簡単です。

 

人は話しをする際に必ず間ができます。

 

間は『会話の終了の時か』『会話が詰まった時』、の2点で出来ることが多いです。

 

共に会話の終わりを表しており、相手に会話が一段落していることが多いので、その時に持ってきた質問(前後の話と関係がある)をすると会話が上手く流れてく事が多々あります。

 

また会話の間を解らない方は、相手の話が終わった後に『心の中で3カウント』して、誰も話していなければ質問すると、案外会話が上手く進んでいきますのでもし迷ったらやってみてください!

 

 

ここまで3点を伝えてきましたが、これはほかの方のアドバイスと違って、失敗するリスクがあります。

 

ただ私自身の経験上、

 

話さない人=参加していない

 

と一緒で、礼儀以前に、主賓や主催者にとって『なんで参加したんだ?』といった、考えを持たれやすいです。

 

まだ社内であれば『話さない人』で済みますが、取引先や出先であれば『何のためにいるの?』と不快感をだされる方もいらっしゃいます。

 

実際に私自身それを言われて、話すようにしましたが、場数を踏んでいないので何も話せなくて今まで何をやっていたんだと後悔したことがあります。

 

また『話さない事』を選択すると、あなたに成長が出来ず、最終的に私のように後悔します。

 

社会はコミュニケーションが必須です。

 

事故を恐れて動かなければ、あなたは同じ悩みを永遠と持って、堂々巡りするだけですので、勇気を出して質問するためにも3点を気を付けて動いてみてください!

 

 

最後に!

 

正直ここまで記載してきましたが、これは私の正解であって、皆さんの成果につながるかは正直わかりません。

 

ただ私自身、訓練によって、

 

空気は読めなくても会話が成立できる

 

といった所までもっていくことが、出来ているのもまた事実です。

 

出来ないからこそ諦めるのではなく、出来るように動いてみることが重要です。

 

そうすると周りに人助けてくれる人が出てきます。

 

ぜひ試してみてください!

 

毎日ADHDや心の向上のためのおすすめ動画や本をFacebookで紹介しています。

もしよかったら下記リンク友達申請してください!

リンク