『私の強みって何?』
『できることと得意なことがわからない?』
『弱点はたくさんありすぎてわからない?』
といった自己分析ができていない方はいませんか?
社会人になると最初に研修で、自己分析を行いますが、
それ以降は自分で考えなければいけなくなり、なかなか把握することができていないことも多いです。
特にADHDなどの発達障害の方は苦手な分野が多数あるが、プラスのことが自己分析できておらず、自分の強みを理解していない方も少なくありません。
実際に私自身、いろいろな転職サイトの自己分析ツールを使って診断してみましたが、
それを鵜呑みにして信じることができず、自分の強みを理解することができていませんでした。
そんな私だからこそ知れた『ストレングスファインダー』によって得た強みの活用方法を今回ご紹介します!
『ストレングスファインダー』とは何か?
ここまで『ストレングスファインダー』と触れてきましたが、「『ストレングスファインダー』が何か?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
『ストレングスファインダー』
とは簡単に言えば
米国ギャラップ社の開発した、
オンライン「才能診断」ツール(自己分析ツール)
です。
『ストレングスファインダー』では
資質、才能、強み
という言葉を日常に落とし込んでいくことになりますが、
世間一般でとらえられているような言葉のとらえ方ではありません。
『ストレングスファインダー』では
資質=あなたのもともとある強みの根幹をなす才能の集まり
才能=常日頃から無意識に行っているあなたの行動や感情のパターン
(例:明るい方は常日頃から周りを明るくするための行動を行っているなど)
強み=常にその行動において完璧に行えること
(例:あなたが『集中力が高い』といった『資質』を持っていたとして、その『資質』から『継続的に仕事が可能』といった『才能』を持っていた場合に、『ITインフラ』の知識と『完璧なPC』スキルを身に着ければ、ITインフラにおいてどんな問題でも対処可能といった『強み』ができる)
と捉えていきます。
ではどうやった『資質、才能、強み』を理解するかと言いますと、
才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類しています。そして、その34の資質のうち、最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つを診断結果として出します。
その結果を『才能』と『強み』に生かしていきます。
『ストレングスファインダー』のおすすめポイント!
ではなぜほかの自己分析ツールではなく『ストレングスファインダー』がおすすめかと言いますと、
一言でいえば
診断結果が仕事だけでなくプライベートの部分にもつながり、
実際にカウンセリングに使われている
といった点です。
実際に臨床心理士の方で、カウンセリングの際に使用されている方もおられ、そういった方から自己分析ツールとしてお客様の悩み改善の一つのツールとして使用されています。
また自己分析は自分で行った場、どうしてもちゃんとした回答が出ずらい傾向にあります。
人間は自分に必ず期待します!
『私だったらできる・・・』
『俺だったらこんなこと簡単でできる・・・』
と自分のできない事も希望的な観測で、勝手にできることにしてしまうことがあります。
特にADHDをはじめ発達障害の方は、世間一般ができていることで、できない事が多いのですが、そういったことも全て「人ができているのだから」と勝手にできることに置きがちです。
ただ実際にできない事に気づいてしまうと、期待していた分自分をより卑下しかねません。
そういったことを防ぐ意味でも『ストレングスファインダー』を使用して、
人から見た自己分析をすることで、ちゃんとした自分の評価を見直すことが可能となります。
『グッドポイント診断』と『ストレングスファインダー』違い
自己分析ツールで他に有名なのがリクナビさんが出されている
『グッドポイント診断』
があります。
こちらも質問内容は確かに近いものがあり、細かく質問されています。
また『グッドポイント診断』の場合は無料で『ストレングスファインダー』は有料です。
コストの面を考えてみたら『グッドポイント診断』の方がいいと思われがちですが、
『グッドポイント診断』はあくまで転職のための自己分析として作られていて、ADHDや発達障害の方が求めている自己分析とは少し離れたところにあるからです。
また私自身両方を経験してみて、内容に納得できたものも、『ストレングスファインダー』です。
また有名なyoutuberの方も多数『ストレングスファインダー』を体験しておられて、体験された方がこぞって評価されています。
ここまで『ストレングスファインダー』のおすすめポイントを語ってきましたが、
私自身はともに自己分析のツールとして評価ができます。
コスト面などを考えると『ストレングスファインダー』ではなく、『グッドポイント診断』、でもなんら問題はありません。
あなた自身がどこまで診断したいか、どういった内容を知りたいかによって『ストレングスファインダー』と『グッドポイント診断』を使い分けてみてもいいのかもしれません。
最後に
ここまで『ストレングスファインダー』をお勧めしてきましたが、
実際にこれが完璧な自己分析ツールかと言えば、そうではありません。
私自身の自己分析は『ストレングスファインダー』と自分での自己分析を併用しています。
ただ自分の自己分析は、上記でも触れていますが、
どうしても自己視点で見がちです。
他者目線で見る場合には、
他者に聞くか自己分析ツールを利用するしかありません。
ただ他者目線の場合はたくさんの人に聞かなければいけません。
一人に限ってしまうとまた偏ってきて、また間違った自己分析をしがちです。
ただ自己分析のツールであれば、そういた手間も省けます。
あなたの本当の意味での才能を見つける、意味でぜひやってみてください!