皆さん、こんにちは!

 

突然ですが、

皆さんは上司や先輩に対して相手に聞き返されない報告ができましたか?

 

これを聞くと、皆さん特に若い方はNOと答えられる方が多いと思います。

 

特にADHDの方は同時に情報を精査することが苦手で、

 

「要するに何を報告しているの?」

 

「報告内容が明後日の方向に行ってるよ」

 

などの事を言われたことがあると思います。

 

実際に私自身も同様の内容で、報告が上司にできず上司が気を利かせて質問されて、その質問が自分の報告内容と,くい違い焦って頭から滝のような汗をかいて、呆れられたことも多々あります。

 

そんな私が3つの行動に気を付け始めたら劇的に改善し始め、相手に意図が伝わるようになってきましたので、今回ご紹介します!

 



なぜ報告内容が聞き返されるの?

 

ではなぜADHDは報告が苦手かと言いますと理由は3点ありまして、

 

 

 

 

まず1点目が

 

報告をまとめ切れていない

 

です。

 

報告自体がマルチタスクになってしまうことが多く、ADHDの方はどうしてもそうした場合に、情報の精査が苦手で相手に伝える内容が自分で理解はしているが、それを言葉として発信することが苦手な傾向にあります。

 

特に急に依頼がある仕事に対してはそれが顕著で、

なかなか完璧な報告ができない事が多いです。

 

 

 

 

2点目が

 

実際に何を報告すればいいかわからない

 

です。

 

上司や先輩から仕事の依頼が来て、仕事は遂行しているが現在の仕事での報告のポイントや、報告自体が必要かどうかが分かっておらず、実際に何を報告していいか迷った挙句あいまいな報告をしてることがあります。

 

私もそうでしたが、

仕事自体を完璧に理解していない状態で、受注してしまって結局依頼内容を理解していないからこそ、何を報告していいかわからなくなることも多々あり、最終的に依頼主が望む報告とは全く違う、的外れの報告をすることになってしまいます。

 

 

 

 

最後の3点目ですが、

 

報告のタイミングがわからない

 

です。

 

ADHDのは特に世間一般にある、

 

空気を読む

 

という行為が特に苦手で、これは「多動性」や「注意不足」が原因で、その場その場の会話の文脈や相手の小さな動きを読むことができず、相手に注意された方もいらっしゃると思います。

 

相手が欲しいタイミングを察知することができず、相手が多忙な時にやってしまうことがあります。

 

また継続的な仕事の場合、

途中報告が変なタイミングな所でやってしまい、相手に迷惑をかけることもあり、仕事自体を振り出しに戻す傾向があります。

 

こういった問題から報告が下手と言われてしまい、それが続いてしまうと相手に相談することもできなくなり、余計に報告ができなくなります。

 

 

報告は端的に!

私も上記で記載した内容はすべてやっていて、

仕事中に報告内容自体をやり直しと、報告のタイミングの確認でさんざん怒られて、仕事とは関係ない報告の練習のために1年以上、会社に休日出勤して上司と相談したこともありました。

 

そんな私でしたがこれから3つの行動をしたら、すぐに改善できましたので今回ご紹介します!

 

 

 

 

まず1点目が

 

口頭に伝える報告でも全て、報告書の作成をする!

 

です。

 

私もそうですがADHDの方は情報の精査があまり得意ではありません。


なので情報を精査するためにも書面やPC上に必ず記載して、自分にまとめてから報告するようにしています。

 

情報を精査することで、相手に必要だった物と必要でない物の線引きも可能ですし、相談内容もまとめることができ、相手にストレスがかからない報告が可能になります。

 

また完了した仕事を具現化することで、達成感が出て自分の自信につながっていき、またミスの内容をまとめることで今後の仕事の為の反省につながります。

 

私自信は下記のようにワードに記載して、

 

要件→結果→理由

 

の順でまとめて記載しております。

 

 

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

2点目が

 

報告の内容と細かい報告のタイミングを先に聞いてメモして残す!

 

です。

 

報告内容がわからなくなってしまうことがあると上記で記載していましたが、実際に仕事をしていて私自身現在も、

 

「何を報告していいかわからない?」

 

となってしまうことがあります。

 

ただわからなかったら仕事になりません。

 

なので私はわからないことは先に聞いて「何を報告するか?」先に理解するようにしています。

 

報告される側も明後日の報告をされてその報告が2度手間になることは、はっきりと言って時間の無駄と考えています。

 

特に忙しい時にそれが重なったときには、それがあなたに対するイライラにつながり仕事の進捗もはかどりません。

 

また細かい報告のタイミングを上司や先輩とすり合わせをしておくと、相手も、こちらも無駄な時間と労力を使わなくなりますのでメリットが大きいです。

 

私自身はそういった細かい報告のタイミングは必ず自分のタスク表に入れて管理しています。

 

タスク表は

 

trello

 

といううアプリを利用しています。

タスク管理と仕事のメモもしっかり残せるので、おすすめです。

 

詳しい内容は下記動画で説明されていますので興味がある方はぜひ見てみてくさい!

 

 

 

 

 

 

 

最後に3点目ですが、

 

報告時間を決める!

 

です。

 

私もそうですがADHDの方は正直空気を読むと言う行為が得意ではありません。

 

相手を見計らって報告することが得意でないのであれば

先に報告のタイミングを事前に指定して、こちらから「この時間に報告していいですか?」と聞いて報告の時間を確定しておきましょう。

 

私は時間の確定によって、

 

「この時間に報告します」

 

と時間を確定させているので、自分の進捗や報告をまとめること自体もタスクシートに記載することができたので、時間管理もはかどるようになっています。

 

また報告を受ける側も何か準備があるときに、その準備をする時間もできるので相手にとってもメリットがあります。

 

報告のタイミングを明確にして、報告の前のいらないことで悩むことから報告に集中できるようにぜひやってみてください!

 

 

まとめ

ここまで私の改善方法を記載してきましたが、これが皆さんに当てはまるかはわかりません。

 

ただ

 

「できない・・・からやらない」

 

では自分に成長がありません。

 

人間は達成していくうちに自分に自信がついて、次のステップに進めて行けます。

 

報告内容の向上

 

小さいことですが私自信もこれこそがコミュニケーションの一番初歩的なことだと感じています。

相手に聞きやすい報告は相手に好かれる1歩です。

 

皆さんの力に少しでもなれたら幸いです。

 

それではまた!