この週末週初に買った作品はツジトモ『Giant Killing』48巻、石黒正数『天国大魔境』1巻、三田紀房『ドラゴン桜2』2巻。ジャイキリは椿はほとんど試合に出ないが花森とのやり取りがいい。
 

 
『天国大魔境』はアフタヌーン連載で最新の8月号分まで収録されていて、明日25日の発売の9月号で続きが読めるという仕儀。この人は鶴田謙二さんをはじめ大友克洋さんら様々な作家さんの影響を感じるのだが、何というか今までの世界と接続しながらも今までにない何かが読めるような期待がある。ヒッピーの村の扱い方とか、どんな方向へ行くか。
 

 
『ドラゴン桜2』は以前の「第一部」が完全に偏差値の低い、反抗的な男女の生徒二人を特訓で東大合格に導くという話だったのに対し、今回は割と「どこにでもいる」夢見がちで飽きっぽい女子生徒と自分に自信が持てない弟にコンプレックスのある男子という設定で、第一部のハチャメチャな面白さはないが、現代的な小道具もたくさん使われていてある意味こちらの方がリアリティはあるかもしれない。特に早瀬に対する「運に乗れ」という言葉はぐっとくるものがあった。