昭和10年前後のものと思われる、14金WGのペンダントトップです。芥子玉真珠が丁寧に留められた、オールドミキモトらしい清楚で美しいデザインです。長さ3.4センチ(丸カン含まず)、横1.0センチ。

 

前後に少しうねりがつけられているのがお分かりになりますでしょうか。

 

 

アップで写してみました。丁寧な彫金です。

 

裏側です。金具がいろいろ付いていますが、もしかしたら元は帯留めで、それをペンダントに作り替えたものかもしれません。ただ、これだけの溶接は真珠を取り付けたままでは出来ないので、今のところ謎のままです。もし何かお分かりになる方がいらっしゃいましたら、コメント欄からご教示いただけましたら幸いです。

 

帯留めの金具に似ていますが、詳しくはわかりません。U字型の金具はしっかりと本体に溶接されています。

 

こちらも同様です。

 

刻印です。「WG」「貝にM」「K14」とあります。

 

チェーンに通してみました。とても清楚な雰囲気です。