【多田光宏市議に対する辞職勧告決議】

4月23日に臨時議会が開催され、多田光宏市議に対し辞職を求める辞職勧告決議を上程し賛成多数で可決されました。
決議の内容を簡単に説明させていただきます。

4月5日に告示された志木市議会議員一般選挙において同議員が国政政党「立憲民主党」という名前の看板を掲げて他市ではあるが選挙カーを走らせていたという報道があった。
報道を受け、志木市に対し選挙ポスター、選挙ビラ、選挙公報原稿の情報公開請求したところすべてに「立憲民主党」と記載された文書を確認。
選挙公報原稿にあっては「立憲民主党公認」と記載されていた。
報道にて同議員は、多くの国政政党と同名の政治団体の代表となっているとのこと。
総務省に確認したところ「NHKから国民を守る党」「国民民主党」と並び「立憲民主党」という3団体の代表となっていた。
同議員自身が代表をつとめる政治団体名を記載し、公認と表記することが直ちに違法ではないものの、国政政党である立憲民主党と誤解をし、投票することも否定できず、選挙の公正を害する可能性がある。
そして、これに対する多くの市民の声は、市民を欺き当選しようとしたもの、志木市を任せる議員としてふさわしくないという声が多く寄せられている。
同議員の行為は、公人としての信用を失墜させ、市民への裏切り行為であることは明白であり、議会の品位を落としたものと言わざるを得ない。
以上のことから、事態の重大さを真摯に受け止め、自らの意思により市議会議員の職を辞することを勧告する。

簡略にまとめさせていただきましたがこのような決議を提出し、可決されました。

辞職勧告決議が可決されましたが法的拘束力はありません。
本人自ら辞職しない限り、同議員が辞職することはありません。
議会としてできることは、ここまでとなります。

今後、同議員の行動を一市民として議員として監視してまいります。