1年振りの樹木観察会、天気も何とか大丈夫そうなので参加する
事にしました。講師も新しい方に交代されたようで楽しみです。
河内磐船駅集合。スタートは天田神社から獅子窟寺を目指しま
す。全員で14名と少ない人数ですがこの位がちょうどいいかも。
獅子窟寺までの急な参道をゆっくり観察しながら登って行きます。
94種以上の樹木を見ることが出来るらしいです。いくつか紹介し
ます。まずウラジロノキ(鋸歯縁落葉)です。実が付く事は知りま
せんでした。赤く熟すと食べれるそうです。
切り株から赤い新芽が出ているのはシャシャンボです。新芽は
鮮やかな赤い葉がうつくしいです。秋にブルーベリーのような黒
い実が付き美味しく頂けます。
ヤマハゼとヤマウルシが隣接しており葉が混合してます。細い
葉がヤマハゼ、楕円の葉はヤマウルシのようです。触るとカブレ
るそうなので触れないようにと先生から注意が有りました。
鹿の子模様の樹皮の高い樹にこの花が咲いていました。リョウブ
のようです。若葉は山菜にもなるらしいです。昔、飢饉に備えて
植えよ令法(リョウボウ〉によって増えたとあるようです。
参道脇に生えている小さい樹は?カラスザンショのようです。以
前、交野山山頂付近でカラスザンショの大木が有りました。伐採
されましたがあの樹はこの樹が大きくなったもののようです。
イチジクの実によく似たこの実はイヌビワの実だそうです。雌雄
の実が有り雌果嚢は10~11月頃、黒く熟すと甘いそうです。雄
果嚢は固く食に向かないようです。これは雄かな?