優勝、琴奨菊関! | 河野しゅんじのブログ

優勝、琴奨菊関!

大相撲一月場所は、琴奨菊関が初優勝!日本出身力士として栃東関以来となる10年ぶりの優勝、大相撲の歴史にその名を刻まれました。誠におめでとうございます!
表彰式での宮崎牛贈呈の場面、とてもうれしそうな琴奨菊関の表情(笑)。贈る側としても、うれしくなります。





すでに横綱3人を破り、最後は大関同士の対決。その豪栄道関戦に勝てば自力優勝という状況で迎えた千秋楽。そのプレッシャーたるやいかばかりかと思われます。花道から姿を現したときから、TVカメラが向けられ、観客の拍手で迎えられと、場内のテンションが一気に上がります。






「三役揃い踏み」の場面。琴奨菊関のゆったりとした力強い体から、気力・体力の充実が伝わってくるようです。負け越しが決まっている豪栄道関も、さぞ難しい立場だったかと思われますが、グッと気合の入った表情、私も見ていてしびれました。











ついに出た、「琴バウアー」! 場内の盛り上がりは最高潮!




見事に勝利し、優勝を決めた直後。観客の声援も拍手も一気に爆発。観客席が一斉にはじけて、場内の空気が沸騰したようでした。これだけの感動!と歓喜!と興奮!の瞬間、そうそう味わえるものではありません。この歴史的な現場に居合わせることのできた幸せを感じたところです。
しかも、10年ぶりの日本出身力士の優勝という<重い扉>を開けたのが九州出身(福岡県柳川市)の琴奨菊関とあって、この点もとても誇らしいこと。






その興奮の余韻を引きずって、表彰式も大いに盛り上がりました。表彰状の文面の冒頭、「あなたは大相撲一月場所でよく健闘し優勝されました。」となっているところ、「・・・よく健闘して優勝し、日本出身力士として十年ぶりの優勝、大相撲の歴史にその名を刻まれました。」と、少々アドリブを入れたところ、場内がドッと沸きました。その後の、「副賞として宮崎牛一頭分」のところと、「みやざき旬の野菜と果実一トン分」のところで、いつものとおり2度沸きますので、場内のお客様にとってもそれなりに印象に残る表彰になったのではないかと思います。
(神聖な土俵ですので、予定外の不規則発言は厳に控えられるべきものではありますが、この程度は、会場を盛り上げるものでもあり、ご容赦いただきたいところ。)


今場所は、昨年に引き続き、前年の県畜産共進会でグランプリを獲得した畜産農家の方を招待させていただきました。宮崎牛の贈呈で盛り上がる国技館を体験して、さらに次への励みにしていただきたいと願っています。





表彰状をお渡しするときも、宮崎牛のブロンズ像をお渡しするときも、琴奨菊関、<顔中笑顔だらけ>のあの表情でニコッと笑ってくださいました。感激です。






故北の湖さんを引き継がれた八角理事長、これ以上ないスタートとなりました。日本人力士の活躍への期待など、ますます盛り上がる大相撲、これからも楽しみです。




国技館入口に、昨年の地方巡業の写真が掲示されていました。ざっとチェックして見つけたのが、宮崎巡業のこんな写真。何やらうれしくなります。



もう一つおまけに「琴バウアー」!