新緑の諸塚村 | 河野しゅんじのブログ

新緑の諸塚村

公務の予定が無かった今日、家内のたっての希望で諸塚村へ。家内は、これまで通過したことは
あっても、諸塚村を目的地として訪れたことがなく、ぜひ行ってみたいというリクエストでした。
おかげさまで、最盛期のアケボノツツジを楽しむことができました。





その前に、まずは「どんこ亭」でバイキング。欲張って椎茸や旬のタケノコなどをアレコレ選んで、
このとおり。ボリュームはあっても野菜中心。お腹への負担が優しく、ヘルシーなメニューを満喫。





ご多忙のところ、成崎孝孜村長や、西田喜一郎議長、若本幸徳副議長、西川紀代子議員とご一緒
させていただき、いろいろと諸塚村のお話をうかがうことができました。感謝申し上げます。





その後、観光協会の田辺薫さんや議員の先生方にご案内いただいて、アケボノツツジ群落を見に、
諸塚山登山口まで足を伸ばすことになりました。

新緑が光り輝いて、素晴らしく美しかったのですが・・・あいにくの雨模様。かなり霧も出ていました。
諸塚村の誇るスカイラインを通りながらも、遠くの山並みは白い霧の中。


 


途中、坂本龍一さんが代表を務めるmore treesのプロジェクトとして植樹が行われた「モア・トゥリーズ
の森」を訪れました。more treesは、「もっと木を」という呼びかけで初められた地球環境規模の森づくり
プロジェクトで、この諸塚村は、「九州のマチュピチュ~秘境の森づくりプロジェクト~」とのこと。

クラウドファンディングにより集めた資金を森林整備等に活用し、ご支援いただいた方には、諸塚村の
産品をお届けする仕組みのようです。この「モア・トゥリーズの森」は、植樹された木々に加え、
美しい樹形のユリノキが立ち並ぶ、印象的な空間となっていました。



 



村の中心部から車で走ること小一時間。諸塚村登山口に到着。雨と霧の中のドライブでしたが、
しっかり整備された走りやすい道です。登山口からと言っても、アケボノツツジの群落は、登山口を
入ってすぐの所。登山する必要まではありません。


 


雨が降りしきる中、風がビュービューうなっているような寒空でしたが、幸いアケボノツツジは満開。
色鮮やかな薄いピンクの花を楽しむことができました。ツツジと言っても、随分背の高い木です。
ピンクと黄色で色は異なりますが、どことなくイペーを思わせるシルエット。












晴れた日は、また一段ときれいでしょうね。もろつかナビの開花情報です。
http://www.morotsuka-tourism.jp/akebonotsutsuji.php

写真右端が、案内いただいた諸塚村観光協会の田辺薫さん。「緑のふるさと協力隊」を経て、諸塚村に

Iターン移住されたとのこと。東京都渋谷区(!)のご出身。この「緑のふるさと協力隊」は、NPO法人
地球緑化センターが主催しているボランティアプログラムで、1年間山村に滞在し、農林業や村おこしの
手伝いをされるもの。諸塚村の魅力を評価いただいたわけで、うれしくなります。ますますのご活躍を!





平成17年の台風14号災害からの復旧・復興が進んでいます。この耳川沿いに立ち並ぶ商店街、
諸塚村の1つの顔となるもので、これからの整備・発展が楽しみです。




今日は、一日中雨模様の天気でしたが、新緑の美しさには本当に心打たれました。
整然と制服姿が並んでいるようなスギ林と、色とりどりの私服に身を包んだような広葉樹の森。
その対比も一興です。

「雨の諸塚村」としようかと思っていたブログのタイトルは、「新緑の諸塚村」に。