ダンテと永井豪
ダンテの「神曲」の解説をお伝えしました。
「自我機能同期」の古今東西の名作の「物語」「ストーリー」が「空想世界」により着想・発想にあったことをお伝えしました。
1995年以降の「映画」「動画(映像)」「アニメ」「リアル」が意識循環している事が明らかになりました。
「個別」で見るとそれぞれですが「空想現象」から見ると「此岸(この世)」「彼岸(あの世⇒異次元世)」の意識現象が同じである事がわかるのです。
「神曲」は、今からおよそ600年前、イタリアの商業都市フィレンツェを舞台に始まる。対立していた黒派との政治抗争に破れた白派のリーダー・ダンテは、フィレンツェを永久追放され、森にのがれ、追っ手から身を守ることができた。
しかし、だれ1人生きて出られることのなかった森を抜け出たダンテに、再び新たな試練が……。⇒「試練ではありません、楽しみでした。生身感覚同期になるとわかります。
先に進むことも、戻ることもかなわず因窮しているダンテの前に、突然ローマの詩人ヴィルギリウスが現われ⇒「意識現象の関与・憑依」、ダンテに地獄への旅を勧める。
生者が地獄を見る、正に地獄のようなダンテの旅がここから始まった。
ダンテにとっては「不思議現象」であり続けていました。
ダンテ略歴
1265年イタリア、フィレンツェの金融業を営む没落貴族の家に生まれる。父はアリギェーロ・デイ・ベリンチョーネ、母の名はドンナ・ベッラ。先祖カッチャグイダは、第2回の十字軍遠征に参加し戦死した当地の英雄であった。幼い頃から古典文学を学ぶ。
1274年フィレンツェの名家の娘、ベアトリーチェをみそめる。
1277年母親ベッラ死去。
1283年ベアトリーチェと恋に落ちる。
1287年神学、哲学を深く学ぶと同時に、当時の「清新体詩派」の詩人たちと親交を深める。
1289年カンパルディーノの戦いに騎兵隊員として参戦。ピサの包囲にも参軍する。
1290年ベアトリーチェ死去、絶望的な打撃をうける。書斎に閉じこもり、哲学書やヴィルギリウスを始めとする詩本を読みふける日々が続く。
1293年ベアトリーチェに捧げる抒情詩「新生」を書き上げる。
1295年ジェンマ・ドナーティと結婚。政治に参加。
1296年財政問題審議機関の百人委員会の1人に選ばれる。この頃、白派と黒派の抗争が激化。
1300年6人の統領の1人に選ばれる。黒派の陰謀を阻止するため、フィレンツェ代表として法王に謁見すべくローマに向かうが、その間に黒派がクーデターを起こし、白派は追放される。
1302年欠席裁判によって、ダンテはフィレンツェ永久追放の判決をうけ、それを破った場合は死刑と宣告される。ダンテの流浪の日々が始まる。
1307年「神曲」の構想をまとめ、執筆にはいる。
1321年「神曲」を完成。ラヴェンナで死去。56歳
永井 豪⇒「ウィキペディア(Wikipedia)」
永井 豪(ながい ごう、本名:永井 潔(ながい きよし)、1945年〈昭和20年〉9月6日– 現在78歳)
1945年9月6日石川県輪島市生まれ。本名、永井潔(ながい きよし)。
石ノ森章太郎のアシスタントを経て、1968年ぼくら(講談社)にて「目明かしポリ吉」でデビュー。同年少年ジャンプ(集英社)にて「ハレンチ学園」の連載を開始。児童マンガの枠を越えたきわどい性描写や過激なギャグで物議をかもし、社会現象にまで発展した。
1969年にダイナミックプロダクションを設立。以降、アニメの企画、原案にも携わるようになる。
1972年にはマンガ連載と並行して「デビルマン」がアニメ化。人間でありながら悪魔に変身し敵と戦うヒーローの苦悩を描き、後世の漫画家たちにも大きな影響を与えた。
後日談「神曲」に影響を受けたと語っています。
その後も「マジンガーZ」、「ドロロンえん魔くん」などアニメと連動したマンガを描きヒットを連発。1980年「凄ノ王」で第4回講談社漫画賞を受賞。その他の代表作に「キューティーハニー」、「バイオレンスジャック」などがある。いずれの作品も幾度も映画化、アニメ化され大ヒットしている。日本SFクラブ名誉会員。
ダンテの「神曲」の写し・転写であったことが永井豪の作品でわかります。「物語」「ストーリー」の循環現象です。
映画「デビルマン」2024/02/27・1時間50分30秒
「デビルマン」(DEVILMAN)は、2004年10月9日デビルマンの実写映画
Devilman | English Full Movie | Action Fantasy Horror (youtube.com)
アニメ「デビルマン」2013/02/28・44分43秒
https://www.youtube.com/watch?v=7ZzUbryuQE4&t=1024s