「映像の世紀」の背景 | 「生身感覚同期」⇒「写楽」

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「光還元⇒自然同期」の「気づきの促し」⇒「ウツシ」「転写」「翻訳」の働き作用 「写楽」とは「転写」を楽しむ事です。

「映像の世紀」の背景

「自我機能同期」の「生態現象」として見ると、近代文明史・伝統文化史・宗教史が「見える化されている」のがわかります。

「私」「自分自身」の同時代的現象化を知る事は「生物個体種「人間(ヒューマン)」の意識現象の「生態(生体)現象」を見るキッカケになります。

「個人・個別」の歴史観から「個人・個別を含む集団集合」の歴史観にシフトするキッカケになりますが、現代人の「偉い人」「有名人」は気づいていないのが現実現象です。毎日の「メディア情報」「インターネット情報」の現実現象です。

全てが「個人・個別」の「名前・名札・肩書」ある方々の「お話し現象」です。

「映像の世紀」は国盗り物語であり、大量殺人の世紀の「見える化」です。「自我機能同期」の「平和」「祈り」「愛」等の美辞麗句は全て「不安の補完用語」であったことが検証証明されています。

参考⇒ドユメンタリー:衝撃「サピエンス全史・ホモ・デウス」

 

1995年20世紀の本質を描き出す~

「映像の世紀」全11回~節目の年 戦後50年・放送70年

 

「現代」という時代を透察すること、「現在」の淵源としての「過去」を見つめ直すこと、そして「未来」への指針をさぐること。戦後50年、あるいは放送70周年の節目にあたって、『Nスペ』が目指した座標軸は、大きくこの3つの点にあったといえる。

1995年度の『Nスペ』の制作本数は90本、受賞作32本(前年度放送分も含む)であった。『N特』以来、大型番組の開始20年の節目とも重なり、『Nスペ』のさらなる充実をめざして、組織的にも極めて活力の漲る年となったといえる。

 

過去から現在へ

20世紀は、多くの国々が戦争に走り、人々を戦争に巻き込んだ。科学技術の進歩は、原爆をはじめとする大量殺戮兵器を完成させ、20世紀を人類史上最悪の残酷の世紀とした。この「非文明」的、20世紀の本質を見事に描き出してくれたのが、「映像の世紀」(1995年3月25日から毎月1回の11回シリーズ)の数々の映像記録である。映画の誕生に始まる100年間の映像記録を、スタッフは5年に及ぶ周到な準備作業と収集によって、「世界は地獄を見た」などにみられるごとく今日的視点で再構成し、人々に感動をよび覚ました。

 

さらに「過去」を「現在」に呼び戻し、「未来」への橋渡しを目指して成功した番組に「戦後50年 その時日本は」(4月1日から毎月1回の11回シリーズ)が挙げられる。とりわけ「チッソ・水俣 工場技術者たちの告白」(7月1日)は、水俣病の公式発見から40年目、政治決着による和解への道筋が定まった時点と、1995年の放送のタイミングとがピタリと重なり、「水俣病」の問題解決への道程の長さと困難さをあらためて実感させられた。そしてこれは今日の薬害エイズにまで共通する行政や企業の中に巣くう日本的手法と体質の問題点を鋭く抉りだすことになった。

 

戦後50年関連では、調査報道の原点にたちかえって埋もれた史実を丹念に掘り起こして人々に感銘を与えた公開番組「長崎 映像の証言~よみがえる115枚のネガ」(8月9日)。さらに「調査報告 地球核汚染~ヒロシマからの警告~」(8月6日)・「立花隆のシベリア鎮魂歌~抑留画家・香月泰男~」(6月4日)・「沖縄23万人の碑~戦後50年目の祈り~」(6月25日)など、戦争の傷跡を風化させまいとする地域放送局の意気込みと活躍が一際目立ったのが平成7年の『Nスペ』であり、特筆すべき事柄として記録にとどめておかなければならない。⇒NHKのスタッフの「自我機能同期」のお話しでした。

参考:「映像の世紀」⇒「ウィキペディア(Wikipedia)」

 

youtube動画⇒2023年7月5日配信:10本

映像の世紀 零戦 【AIカラー映像】その後の敗者の戦い (youtube.com)

https://www.youtube.com/watch?v=WJXhTW4nxw0&list=PLrDR6ZQ7-y6wE7uqXdQ0Lrwqb4cnkBoDv