「我が青春のトキワ荘」 | 「生身感覚同期」⇒「写楽」

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「光還元⇒自然同期」の「気づきの促し」⇒「ウツシ」「転写」「翻訳」の働き作用 「写楽」とは「転写」を楽しむ事です。

「我が青春のトキワ荘」公開用「トキワ荘」 49分59秒

NHK特集「我が青春のトキワ荘」 1981年5月25日放送43年前

鉄腕アトム”も“ドラエもん”もここから巣立った

 

 

戦後生まれの世代に多大な影響を与えた文化が漫画文化であった事は誰でも認める現実現象です。

特にNHK特集「我が青春のトキワ荘」 1981年5月25日を見れば一目瞭然です。伝説の「物語」「ストーリー」です。同時代的現象化の典型例です。見ず知らずの漫画家・志望者が集った現象化です。

 

「赤塚不二夫」1935-2008年。72歳没

中学校在学中、手塚治虫の「ロストワールド」に影響を受け漫画家を志す。56年、少女マンガ『嵐をこえて』でデビュー、現代マンガの巨匠たちが若き青春の日々を過ごしたアパート「トキワ荘」に入居し本格的に漫画活動をはじめる。

「おそ松くん」「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」など、数々のヒット作を世に送り出し“ギャグ漫画の王様”と呼ばれる。

1997年に日本漫画家協会文部大臣賞受賞、98年には紫綬褒章を受章。NHKでは、『スポットライト』、『わが青春のトキワ荘 現代マンガ家立志伝』、『美と出会う』など、教養番組やドキュメンタリー番組など多数の番組に出演している。

 

「トキワ荘」と同様な「集団集合現象」にヨーロッパのクラシック音楽家たちの同時代的現象化があります。またフランス・パリでの芸術家たちの出現も同じパターン現象です。「写し」「転写」による「集団集合」の現象化です。

先般紹介の「鎌倉仏教」の出現も同じ現象化です。戦国時代の武将たちの出現も同じです。このような視点は「自我機能同期」の方々にはわからない現象化であり、普通の人々にとっては「個人・個別」の「物語」「ストーリー」でしかないのです。古今東西の歴史家も記録により「物語」「ストーリー」を生成しているだけです。

「我が青春のトキワ荘」は「好きな事は自然に熱中できる」という事を漫画の読者たちへのメッセージでもあったのです。この事は「メディア情報」「インターネット情報」の時代に突入した時期と重なる現象でした。

その時々の「偉い人」「有名人」の出現は「見せる者」「見る者」の「集団集合」による「物語」「ストーリー」循環であった事が検証証明されています。

 

NHKドラマの「まんが道」等も読者世代⇒当時の小中学生にも影響を与えています。この頃から「空手バカ一代」の連載等も始まり漫画を通し「夢を抱いた」読者層もいます。

「なりたい自分に気づいたキッカケ」が漫画だったという団塊世代が大半でした。

「なりたい自分に気づく」は「自我機能同期」です。楽しく対応できた人々が夢を現象化しています。「生身感覚同期」には気づけ無いままです。

参考

公開動画21分23秒~23分14秒部分で、赤塚氏の上京が語られています。

 

参考サイト

NHK 「アーカイブス」赤塚不二夫

https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009072042_00000