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公務員社会人採用試験に合格してからblog

現職にいろいろ思うことがあり、転職をしたいと思い始め・・・
公務員試験に合格してしまったので、現職から公務員までの転職模様を記していきます。

公務員生活11年目スタートしとります。

 

去年からの引き続きの業務に加え、

 

今年から課内の「会計年度任用職員」さんの

 

担当も何故か受け持つことに。

 

 

ずっと思ってた

 

「何?会計年度任用職員って」

 

 

ボクが公務員になったばかりの頃は

 

「臨職さん」とか「非常勤職員」とか呼ばれてたのに

 

気づけは「会計年度任用職員」と名乗り始め

 

まぁ技術職の自分には縁のないことだと

 

探求もせずにいたら

 

まさか取り纏めをすることになろうとは・・・。

 

 

いろいろ見聞きしたところ

 

基本的には職名は違えど同じことらしい。

 

ようはパートさん。

 

導入の経緯は、全国にいる臨職さんとかの待遇が

 

自治体ごとに差異がありすぎるから共通化した

 

みたいなことは書いてあった。

 

ホントかどうか知らんけど

 

 

ただ社会的にはパートだから

 

お世辞にも経済的に恵まれた環境ではないわけで

 

家計のプラスにと働いている女性もいれば

 

一家の大黒柱として生計を立てるべく働く人

 

夢を追いかけている人

 

あと公務員になるための修業期間みたいな人もいる。

 

 

会計年度任用職員の中には、

 

配属部署の職員から採用試験の受験を勧められて

 

正職員になる人もいて、多少はアドバンテージも・・・。

 

そういや、ボクの同期の中にも

 

元臨職さんという方が複数いたな。

 

 

個人的な感想としては、

 

社会的弱者になるのかな?とは思っていたが、

 

現実問題、ウチの自治体全職員の3割近くが会計年度任用職員らしく

 

社会的弱者に依存なくしては日々の業務が成り立たないのが

 

自治体の現状ということで、

 

弱者を虐げ、業務を完遂させている我々は

 

一体何なのだろうと考えてしまう・・・今日この頃。

 

 

年度末の繁忙時に

 

たまたま見たCreepy Nutsのブリンバンバンが

 

頭から離れなくなり業務に追われていたところ

 

気付けば全世界で流行しているらしく、

 

そんな流れなのかボクのyoutubeのおすすめに

 

出てきた替え歌のブリンバンバンは、

 

ボクの民間時代を歌っているようで

 

改めて「公務員に転職して、やっぱよかった」と

 

思える歌詞でした。

 

 

 

そんなこんなで、無理がきかなくなった40代の

 

公務員生活11年目スタートです!

今日で、10年目の公務員生活も終了。

 

気付けば、あっという間の10年。

 

10年前の今日は、明日から公務員なんだと

 

ドキドキしたようなワクワクしたような

 

まぁ、もう全然覚えていないんだけど。

 

 

ただ、春の暖かな空気を4月に感じるたびに

 

はじめて登庁した時のことは

 

毎年フワッと思い出しては、

 

〇年目かぁ・・・と思ったりするので

 

明日も「11年目かぁ・・」と思うのでしょう。

 

 

ボクが転職を考え始めたのは、

 

今思えば、民間10年目の時だった。

 

日々業務に追われる中で、

 

大学の友人達から転職や退職の話を次々聞く中で、

 

社内では次々と脱落していく同僚を見送る中で

 

「10年」という区切りが達成感となり、

 

それを考えさせた。

 

 

どうしようか?と考えながらも

 

次々降り掛かる仕事をこなす日々、

 

致命的な退職する理由もない中で、

 

どこかで業界の手詰まり感も感じていて

 

大して何も考えずに受けた公務員試験に

 

合格してしまい

 

今に至る。

 

 

民間時代同様に、やはり「10年」は達成があるが、

 

今年度に入って、転職や退職が頭を過ることはなかった。

 

「満足してるのか?」と聞かれれば、

 

それも違う、

 

「与えられた仕事は好き?」

 

これも違う。

 

どうにか、やりがいを見つけながらの「10年」は、

 

好きな仕事だけを出来た民間時代に比べれば、

 

少し達成感か希薄なのかもしれない。

 

 

今のところ、

 

公務員の職から離れようとは思わない。

 

社会的な旨味も理解し、享受できている。

 

もし心に変化があるとすれば

 

社会人生活の半分以上が公務員になった時かもしれない。

 

現時点で社会人生活の公務員濃度は43%、

 

50%を越えたら、

 

民間を語るのも甚だしいかもしれないな。

 

 

この間、大卒新人で入庁した30半ばの年下先輩公務員が

 

社会人経験者が採用され続ける中で

 

民間経験がないことがコンプレックスになっていると

 

酒宴の席で話していた。

 

どんなに「理解してます」と言ったところで、

 

空想の域を脱しないだろ・・・と思われるし、

 

実際そうだし・・・と。

 

反対に社会人経験者は大卒新人に比べ

 

経験値が少ないことがコンプレックスになるんだけど。

 

 

みんな負い目を感じて生きてんな・・・思ったが

 

結局のところ、

 

与えられた1年で自分に何が出来て、何を残せるかを

 

日々考えながら過ごすことしかできないけど、

 

異動もなかったので、

 

明日から若干惰性気味に11年目がスタートします。

 

 

 

明日から入庁する社会人経験者の方々、

 

おめでとうございます。

 

腑に落ちないことはヤマのようにありますが、

 

やりがいを見出だせることも多分あります。

 

多分ね。

10年前の今日、2014年1月31日

 

10年以上務めた会社を退職した。

 

あれから今日でマル10年、

 

今年度末の公務員生活マル10年を前に

 

一足早い10thAnniversary。

 

 

率直な感想は、

 

こんなに民間時代の感覚が

 

残っているとは思わなかった。

 

 

もっと早く公務員の感覚にドップリと

 

浸食されると思っていたが

 

社会に出て10数年勤めて身についた感覚は

 

消えることはなく。

 

 

感覚が残ってるからこそ

 

違和感があり、このブログも書けるのだろうし、

 

民間の感覚を喪失するようでは

 

採用者側も社会人経験者採用の旨味が消える。

 

 

民間時代の人とは、一部やり取りは続いており

 

民間を続けていたら・・・と

 

違う世界線を想像することもあるけれど

 

公務員生活マル10年を前にして

 

今のところ、自身の選択に後悔はない。