サイテック社が販売しているQR Code Decode Library
を使ってTIFFファイルに埋め込まれたQRコードを読み取るという機能を某システムに実装しようとしていた時、開発環境のWindows7マシンでは正常に動作するのに、PsyQrDcd.dll を本番環境のWindowsXPマシンへ設置したら動作しないというトラブルに遭遇した。
PsyQrDcd.dll を使うにはパスが通ったフォルダ（例：C:\windows\system32）へ配置すること、使用するパソコン上で RegLicQD.exe を実行してライセンスを登録すること、の２点が必要なのだが、もちろんWinXPマシンでもそれは実施済み。
色々と試行錯誤した結果、WinXPマシンで使う時には、レジストリ「HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Gdiplus」のDisableTIFFCodecを0にしておく必要があることがわかった。但し、現時点ではこれが必要なのはWinXP上でPsyQrDcd.dll を使う場合のみ、Win7ではこのレジストリを操作しなくても（＝DisableTIFFCodecが1のまま）動作している。
ちなみにこのライブラリはJPEG圧縮のTIFFファイルには対応していない。また、マルチページのモノクロTIFF（検証したのはG4のみ）を処理することは可能だが、先頭ページ以外のQRコードは検出しない。
これから PsyQrDcd.dll を検討される方は上記事項に注意されたい。
PsyQrDcd.dll を使うにはパスが通ったフォルダ（例：C:\windows\system32）へ配置すること、使用するパソコン上で RegLicQD.exe を実行してライセンスを登録すること、の２点が必要なのだが、もちろんWinXPマシンでもそれは実施済み。
色々と試行錯誤した結果、WinXPマシンで使う時には、レジストリ「HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Gdiplus」のDisableTIFFCodecを0にしておく必要があることがわかった。但し、現時点ではこれが必要なのはWinXP上でPsyQrDcd.dll を使う場合のみ、Win7ではこのレジストリを操作しなくても（＝DisableTIFFCodecが1のまま）動作している。
ちなみにこのライブラリはJPEG圧縮のTIFFファイルには対応していない。また、マルチページのモノクロTIFF（検証したのはG4のみ）を処理することは可能だが、先頭ページ以外のQRコードは検出しない。
これから PsyQrDcd.dll を検討される方は上記事項に注意されたい。