今日はスロットルケーブルの調整を行いました。

調整は、はるかぱぱさんのブログ の手順通りに進めていくのですが、
「ケーブルアウター」という表現がどちらの方向を示すのかがよくわからず、
しばし考え込んでしまいました。

先のブログとリペアマニュアルを読み比べてみたところ、
スロットルケーブルを調整する時の考え方は、
スロットルバルブ駆動部のケーブルはバルブが開く手前ぎりぎりの位置
(駆動部の遊びをほぼゼロにする)にしてから微調整、
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アクセルの遊びはアクセルの下で調整、という事のようです。
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文章で書くと長ったらしくなってしまいますが、下記のような手順ですね。
まずはスロットルバルブの調整ネジを締め込み(=ケーブルを緩める)、
そこからゆっくりネジを逆方向へ回し(=ケーブルを張る)ていく。
バキュームゲージの読みが変化する点(=スロットルバルブが開き始める)ところを見つけたら
スロットルバルブがアイドリング時に開いた状態にならないようネジを少し締め込んでおく。
左右スロットルバルブのケーブルを調整したらバキュームゲージで針の振れを確認し、
ずれていたらネジの締め込み量を調整して左右の振れが一緒になるように合わせる。
負圧の上昇が遅れる事はスロットルバルブの開きが遅れるということなので、
上昇が早い方のネジを微妙に締め込んで(ケーブルを緩める)上昇が同一になるよう調整する。
ここでネジを戻す方向で合わせにいくと遊びがゼロになってしまうので、
明らかに締めすぎた時以外は戻さない方がいい
(ここの遊びがゼロになるとスロットルバルブの振動という問題が発生する)。
もちろん戻しすぎてスロットルバルブが開き始める点を越えた事を見落としてしまう可能性もある。


左右のケーブル調整がなかなかうまく行かず、
途中で油温が9目盛りまで上がってしまって中断するというハプニングもありましたが、
何とか合わせることが出来ました。
(合わせるのに必死だったため、作業中の写真ではありません)
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作業終了後、15分ほど近所を走ってみました。
エンジンの回り方がスムーズになって以前とは明らかに違う加速、大満足の仕上がりとなりました。
これからも定期的に同調を取ってやることにしましょう。