ヲタ専とは、「ヲタ専用機」の略。
それまでにも、大統領専用機や「機動戦士ガンダム」のシャア専用機などがあったりして変わった言葉ではないが、とくに1995年の「新世紀エヴァンゲリオン」以降は、アイドルについても専用機といわれることが増えたと思う。
アイドルでいう「ヲタ専用機」は、「ヲタ用にチューニングされているので一般が寄り付かないアイドル」のこと。
48グループでいうと、SKE48が「(超)重度のヲタ専用機」で、HKT48とNGT48が「中度のヲタ専用機」とされる。
ヲタにはいろいろな人がいて、ヲタ専の表層的な特徴を挙げるのは多すぎるので困難だが、やがて一般が寄り付かなくなるのは共通する。
私が絶句したヲタの中には、見た途端、吐きそうに、酸っぱいものが口まで上がってきたのだけど、アイドルの撮影可イベントで腰のアップのみを延々とビデオ撮影するものもいた。
顔や上半身は映さず、フレームいっぱいの腰の映像に司会とのやり取りの声や歌声がオフで入るだけという。
まさしく典型的なDD(※誰でも大好きの略なのは知られるが、とくにパンチラ狙いのカメコを蔑んでいった、「誰の、どのアイドルのパンツでもいい」ことなのはあまり知られておらず、DDを自称するヲタが多いのにはいつも苦笑してしまう。そんなにアイドルのパンツ好きを主張しなくていいからと 笑)。
これもヲタの一例だが、これらのヲタに合わせたアイドルには、一般なんかは近寄らない。
ヲタ共々にキモチワルイ存在(※全てに濁点を打った「ギモ゛ヂワ゛ル゛イ゛」などとして、より気持ち悪さを表すこともある 笑)だと、離れて一瞥するだけなのだ。