にいがったフレンドのこと | The sign of

NGT48の冠番組「にいがったフレンド」(制作ソニーミュージックレコード、製作協力新潟放送、kmax)のことで、人に聞かれたんだけど、直接は知らないので自分の経験と一般的な常識とで(笑)。

 

ガタヲタの間では同番組は行き当たりばったりの撮影だから自然さと意外さなどがたくさんあって面白いということらしい。

初回から5回くらいまでしか視ていないけど、そう思わなかった私は、ヲタ最大の特性の一つの欲目ひいき目かなと思う。

ヲタは「惚れてしまえば、あばたもえくぼ」だから(笑)。

 

もちろん、制作の現場をみていないから、毎回そうした無茶な撮影を絶対にしていない、あり得ないというのではないが。

 

自分の経験と、知る範囲では、あのようなレギュラーの街ロケ番組で、行き当たりばったりの、いわゆるゲリラ撮影をすることはなく、必ず事前に撮影計画書を出して許可をもらうもの。

許可が出るまでに1〜2週間かかることもある。

 

でも経験者でなくても、そうした許可手続きが要ると考えるのが普通だと思う。

 

大まかにいうと、たとえば商店街ならその管理組合と撮影店舗の店主、管理者の撮影許可をもらう。

また店内撮影はしないが周辺の店にも「撮影でご迷惑をおかけします」などの挨拶状を、ADらが一軒一件配っていく。

 

たまに、店や建物を映してもらいたくない、困るって人もいて、無理に撮影することはしないので、「撮影するすべて」について事前に許可をいただくのが通常。

 

また、店舗前の路上での撮影も含む場合は、警察署に届け、路上撮影許可をもらう必要がある。

許可がないと、店内撮影の間の一時的に機材を路上に置くことさえできない。

また、公園や施設などで撮影する場合は市(役所)の許可をもらう必要がある。

 

これらをしないものをゲリラ撮影と呼んだりするが、撮影のために通行を整理し、ときに制限したり、見物人を整理したりするためには、こうした許可がないとできない。

「お静かにお願いします。ご協力をお願いします」というのさえままならない。

そして、トラブルになりがちなので、単発でない番組で、それは通常では考えられない。

 

「ダレに断って撮影しとんじゃー、ワレ! ああん?」ってのは必ず避けたいねー(笑)。