顰みに倣う選挙選抜 | The sign of

「歴代最低最悪の選抜」メンバーといわれる2017年第9回総選挙の選抜メンバーが、「テレ東音楽祭2017」に出演し、やはり悪評も多くあった。

 

私自身は、結成時からのAKB48ファンならではの思いもあって、文句を言うつもりはないのだけど、でも、見るか見たいかといえば「この組み合わせは見る気はない、見たくない」になってしまう。

個々のメンバーについて見る分にはいいが、こう揃ってしまった「人三化七の揃い踏み」で歌い踊るさまに悪寒が止まない。

 

その顰みに倣う姿を見れば、故事の通り、家に逃げ帰って戸を立て切りたくなろうというもの。

 

単に「得票数の多かった人」というだけで、アイドルの資格や条件、質といったものは度外視されているのが、ここ数年のAKB48シングル選抜総選挙。

 

お金をつぎこんだヲタのために、これはこれとして(笑)、別の規準、たとえば容姿や性質、所作などの「美」で選んだものや、他の才能で選んだものなどが欲しくなる。

 

次の第10回からは、たとえば容姿の評価で立候補を制限するなど、アイドルの質を要求してよいかもしれない。

今は、ヲタのゴリ推しというだけで、何の価値も生まれていない。

「れなっち選抜」はそれに近いが加藤玲奈さんの個人的な評価で、一般と、またファンとは少し違う気がする。

男と女、メンバーとファン、それぞれ評価が違うはずなので。

 

そんなこんながあって、毎年ピントが定まらないのがAKB48、いわゆる本店の悲劇だ。