2020/9/23 (コネプラ)ラスールになるということ
2020/9/23 (コネプラ)ラスールになるということ9月23日。しばらく間が空いてしまいました。くみくみです。今日は関西出張中。グランヴィア京都のホテルからです。とてもいい部屋で快適です。色々とバタバタしていますが、私は元気にやっています。7月ぐらいから出張も解禁になってまた全国あちこち行ったり来たりの生活です。9月19日から22日は、大阪でコネクションプラクティスの講師、ラスールになるためのラスール認定コースをやっていました。4日間で、コネクションプラクティスのすべてのスキルをチェックするという結構、ハードな認定コース。私たちマスターラスールは前日入りして準備してましたので4泊5日、ずっとコネプラ三昧です。今回終わってみて振り返ってみると、参加者さんからの感想に、こういうものがありました。「マスターラスールのみなさん、日常生活ずっと、息をするように共感と洞察をしているのを見て、刺激されて学びが満たされました」私たち4人のマスターラスールは、みんなそれぞれ個性がバラバラ。考え方も色々と違っています。バックグラウンドも違うので、手段としての意見が衝突することもしょっちゅうあります。でもここまで4年以上、一緒にやってこれているのは、まさしくコネプラがあったからこそ。何かザワザワしたら、まず自己共感、足りなければ人から共感をもらい、お互いに共感を与えあい、そしてハート脳洞察をする。ハートに意識を降ろすことさえできれば、つながりは必ず取り戻せる。それを実践し続けています。もちろん、それでも離れていく人もいます。誰でも完璧ではない。でも、今の自分のベストをただ、やり続けています。そんな私たちと4日間、とても濃密な時間を過ごしてもらうことで「ラスールとして生きるというのはどういうことなのか?」それを、肌感覚で感じ取ってもらう。それがラスール認定コースという場なんだなと、改めて思いました。こんなご意見をいただくことがあります。「ラスールになるまでに何をすればいいのか。いくらかかるのか。それを明確にして欲しい。」私からのお返事は、「人によってラスールになるまでに必要なことは全く違うので一律でいくら、ということは出来ません」ということです。私にとって「ラスールになる」というのは、一生、学び続ける、とコミットした、ということです。そしてある一定のラインを超えたときに、「ラスール」として認められる。そこから、人にお伝えする役目が与えられる。でもそれはスタート地点に立っただけで、学びは一生、続きます。「ラスール」というのは、単なる資格ではない、ということです。それは、ある意味、武芸や芸事のアートの世界観に近いものです。柔道や合気道で「黒帯が取れるまでの時間とかかるお金を明確にしてください」または絵描きになりたいときに、「絵を描いてプロとして生きていけるまでの時間とお金を明確にしてください」とあなたは言うでしょうか?誰にも答えられるものではないでしょう。それと同じようなものです。コネクションプラクティスの元になっているNVCも同じようなものです。何をどのようにどの程度学んだらNVCトレーナーになれます、と言う明確なものはありません。すべて、自分次第です。そしてその道は何年もかかります。コネクションプラクティスの方は、まだ比較的、これとこれをまずやってください、と言う明確な指針があります。そして、準備をしてもらって、認定コースを受けてもらって、それで足りないところがあればまたそこをもっと学んできてもらって再受講してもらう。そうやってより深い学びをした上で、ラスールになっていきます。今回、コネプラパート3で新しく入った「キリンの親」というワークを始めて認定コースでデモをしました。これは、自分が子供の頃に言えなかった親に本当は言いたかったことをロープレで共感的にただ聞いてくれる親にただただ、聞いてもらう、というワークです。今回は、私は子供役としてデモしました。そして、もう10数年前に亡くなっている父親に対して言いたかったことを、激しくすべてぶちまけました。それはそれは、激しいエネルギーでした。実は今まで、母親に対しての想いはいろんなワークで癒してきましたが、あまり父に対する思いとはつながっていないということに気づいたため、今回は父に対してやってみようとしました。とても激しいものでしたが、私が本当に嘆きたかったのは、35年前に、借金のために実家を売らなければならないことになり家族バラバラになってしまったその時に、親に話を聞いてもらいたかった、というものもありましたが、それよりも本当の嘆きは、「家族を救いたかった。でも自分には何の力もなくて救えなかった。それが辛かった。本当にごめんなさい」という嘆きでした。「ごめん、ごめん。救えなくてごめん・・・!」そう言いながら腹の底から嘆き切ることができた時、ああ、またひとつ、癒しを深めることが出来た。そう冷静に捉えている自分もいました。そして、父に対して「愛をくれて本当にありがとう。お父ちゃん、愛してます」と伝えて、戻ってくることが出来ました。ワークから出て驚いたのは、このワークにかかった時間が、たったの9分40秒だったことです。そして、ワークから抜けてまたスッといつもの「くみくみ」に戻って場に戻りました。そんな私の様子を見て、ある参加者さんからは「凄すぎる。次元が違う」とフィードバックをもらいました。そしてその後、ペアになってワークをしてもらいましたが、私がやったデモを見て、みんないろんなインパクトがあったと思います。ラスールになって講座をやっていく、というのはそのような場をホールドする必要が出てくる、ということです。つまり、自分自身が色んな人の嘆きを聞くことでグラグラとインパクトを受けるようであれば、まだ準備が足りない、ということです。ハートにつながってハートを開いていくと、昔の心の傷が何らかある場合は、いつかそこがパカーンと開いてダラダラと血を流すような現象が起こる場合があります。でもその時に周りのみんなでコヒーランスで場をホールドすることで必ずその心の傷は、愛で癒すことが出来ます。まず、自分の心の中の傷を、しっかりと見つめて、つながって、そこに光を送ること。愛を届けること。それをどこまで進めることができるか。それが、本当の意味で「ラスール」になっていくということです。「自分とつながる」それはまず、自分という木の根っこを十分に深く広く、張っていく、ということです。自分の中に、まだ見ていない痛みや心の傷があるのであれば、そこを真っ直ぐに見て、向き合って、その痛みの声を聞いてあげる必要がある、ということです。1回ワークをやって全ての傷が癒える、というようなことはありません。何年も、いや、人によっては一生かかって癒していくものです。自分に向かい合い続ける。その覚悟が出来てこそ、初めて、人の心と向かい合うことが出来ます。今回、新しい受講者さんは5名でした。全員が、ラスールとして認定されました。ただ、人によってはパート1だけという人もいれば、パート3まで全部、条件なしで合格という人までいます。その違いは何か。NVCの学びの深さと、どれだけ自分とつながっているか、その在り方を見ています。手順を覚えるのは練習したら誰でも出来るようになります。手順も大事ですがそれよりも、NVCの基本的な学び、特に共感を受ける体験を十分にすること。それはまず、しっかりとやってきてもらう必要があります。NVCを学ぶ場は色々とあります。私もオンラインで基礎コースをやってます。11/12スタート朝クラスhttps://resast.jp/events/47980411/16スタート夜クラスhttps://resast.jp/events/479884(残席わずかなのでお早目に)オンラインサロンのジラフ屋では、実践的な学びの場をたくさん私もサポーターの皆さんも提供しています。https://on-line-school.jp/course/giraffeyaもちろん他にも今は多くの人が、NVCは色んな形で伝えています。検索してみてください。あと、私は名古屋で対面でNVCのワークショップをします。9月28日 名古屋1日ワークショップhttps://resast.jp/events/482955くみくみと対面で会える貴重な機会なのでぜひ。自分の心にしっかり向き合って癒したい人へは、対面講座のたまひらヒーリングマスター講座もおすすめです。つくばは満席になりました。京都はあと2名です。https://resast.jp/events/470911川口久美子 たまひらヒーリングマスター講座 第3期 - リザストコネクションプラクティス, リコネクション,リコネクティブヒーリング, 心理学, NVC, コミュニケーション, 非暴力コミュニケーション, 共感的コミュニケーション, ヒーリング,インナーチャイルドワーク, 共感的コーチング,引き寄せ 夢咲屋台 代表 川口久美子resast.jpこれからラスールを目指す方にお伝えしたいこと。それはまず、NVCをしっかり体験的に学んできてください。そして、自分自身の心としっかりつながって、必要な癒しをしてください。そして、一生学び続けるんだ、そのコミットが出来た時に、ラスール認定コースに来てください。その準備が出来た時に、初めて、もっとも深く学べる場からの価値を十分に受け取れるようになるでしょう。認定コースでお会いできるのを楽しみにしています。くみくみ2020/9/23@グランヴィアホテル京都受講生のみんなと!くみくみ公式ホームページができました。https://tamamira.com/index.phpHumming Soul World KumiKumiくみくみのハミングソウル・ワールド 魂の願いと共に輝いて生きる あなたの魂は歌っていますか? はじめまして、くみくみです。私の魂のお仕事とは、「人が自分の魂とつながり、喜びとともに豊かに生き生きと生きることをお手伝いすること」です。オンラインスクールやオンライン講座を中心に、対面での講座やリトリートなどを企画しています。あなたがもし「自分の魂の願いがわからな…tamamira.com