はじめまして

10歳女の子と6歳男の子、夫の4人家族です

 

長年の高度不妊治療と子育てで自分のことは後回し、10年以上ぶりに受けた検診、数週間で検査結果が郵送されますと言われたのに5日程で検診センターから電話

 

「子宮頸がん検査で異常が見つかりました。

 

今から言うことを書き留めてください。高度異型成、ハイシルです。精密検査受けれますか。

大きな病院でそう聞いてください。病院が決定したら、すぐにこちらに連絡ください。医師が紹介状を作成します」

 

頭が真っ白でよく覚えていませんがこんな感じでした

 

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コルポスコピー

コルポの結果 上皮内がん 正式名称 子宮頸部上皮内腫瘍

子宮頸部円錐切除術に臨み入院するも手術断念

2度目の子宮頸部円錐切除術当日 

円錐切除手術結果  子宮頸がん1A1期

子宮全摘手術当日  

子宮全摘手術2日目☜現在ココ  

 

 

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今回三度目のお目めパチーン

 

 

 

明るい!

朝だ

 

 

違和感はあるものの身体の回復も感じられる

眠ることで得意の現実逃避計画大成功

 

 

 

 

医療の発展万歳

 

私の身体の回復力万歳

 

昭和初期の日の丸万歳気分

 

 

 

 

無事に酸素マスクも外れうがいもさせてもらった

 

 

 

リカバリー室看護師「どうですか」

 

 

私「おかげさまで絶好調です」

 

リカバリー室看護師

 

「それはよかった

お水飲んでみましょうか」

 

 

 

恐る恐る一口

 

 

 

私「飲めました!」

 

 

 

リカバリー室看護師

「お昼前には病棟に戻れそうですね」

 

 

 

よっしゃー!

スマホがある病棟に帰れる

 

 

 

昨日は頭に浮かべただけの子供達の姿をスマホの写真で鮮明にみるんだ

 

 

心配かけている夫や親にもラインしよう

 

 

 

独自の今後の目標

看護師に元気アピールして無事に病棟に戻る

 

 

 

看護師「痛みどうですか」

 

 

私「大丈夫です。」

 

 

看護師「本当ですか?」

 

 

私「ちょっと痛みはありますが」

 

 

看護師「無理しなくて大丈夫ですよ

 

 

私「じゃあ薬お願いします」

 

 

 

 

しまった

 

元気アピールするはずが、痛いアピールしてしまった

 

 

看護師カルテで私の様子の箇所に

 

●ちょっと嘘つく

 

 

 

って書かれている可能性も

 

 

 

まずい

 

これからは整合性のある態度を取らなくては

 

 

焦っていたが無事に病棟に戻ることに

 

 

 

起き上がりはまだ禁止のためベットに寝かされたまま移動

 

 

 

 

3日間しかいなかったが懐かしいとまで思ってしまう自分の病室

 

 

 

 

病棟看護師が来てくれたタイミングで恐る恐るスマホを頼んでみる

 

 

 

鍵で金庫をあけ渡される

 

 

 

やっとここまできた

 

 

 

ちょっと泣けてくる

 

 

 

手術前にスマホを手渡してもらえるまではリカバリー室だから大変な思いはしているだろうなと思っていたので

 

 

 

ここまでこれて感無量

 

 

 

そんなことを思っているとなんとちょっとお尻がむずむず

 

 

 

尿管入ったまままさかのトイレ

 

 

 

エェー。だって無事に尿管取れてから午後に歩行練習だったよね。

 

 

 

どうすんの。これ。

 

 

 

まさかベットでトイレ介助!?

 

 

 

頭で想像

 

 

 

そんなの嫌だ。

意識もはっきりしているし。

 

 

 

今入院初のナースコール

 

 

看護師「どうしました?」

 

 

大部屋だけど、ここで言うのかな

 

 

私「トイレに行きたいです」

 

 

看護師「今、いきます」

 

 

看護師

「小梅さん。トイレって大きいだよね?」

 

 

 

私「はい」

 

 

 

 

看護師「どうしよう。まだ立ててもいないよね」

 

 

 

私「はい。でもトイレ行けそうです。」

 

 

 

看護師「じゃあ、行っちゃおうか。」

 

 

 

 

生まれたての子鹿になると思いきや

 

 

 

ガッツリ立位

 

 

 

座位での足踏みも完璧

  

 

 

やや前傾でゆっくりではあるものの歩行も出来る

 

 

 

看護師さん2人に付き添われ、ガラガラと点滴やら尿パックぶら下げ移動

 

 

 

トイレまで長っ!

 

 

 

看護師「小梅さん、りきまないでね」

 

 

 

私「はい」

 

 

 

そう言われてドアの前で待たれる

 

 

 

 

なんとか介助は免れ、ことなきを得る

 

 

 

ちょっとクラクラしたが、気合いで背筋伸ばして自室まで戻る

 

 

 

そして笑顔

 

 

キラーン

 

 

 

キマった!

 

 

 

看護師

「小梅さん、平気そうだね。おしっこの管も抜いちゃおうか。でも歩くときは見守るからナースコール押してね。」

 

 

 

 

ヤッホー!

また一つ管が少なくなる

 

 

 

 

こうして現在、点滴の管一本

 

 

 

 

コレさえなくなればフツーだな

 

 

 

 

昼食になんとフツーのサラダうどん出現

 

 

 

 

いやいや、これは冗談でしょ笑

 

 

 

あたい昨日手術してまだ水一口しか飲んでないで

 

 

 

同室の方を見回った看護師さんに

 

 

 

この食事って普通食ですかね?

食べていいんでしょうか?

 

 

食事をじっと見つめながら

 

 

 

看護師「待っててね」

 

 

 

と去って行ったが、数分して戻り

 

 

 

うどんだと分かりにくいけど、いちお軟飯みたい

 

 

 

マジかよ

 

 

 

いくら食いしん坊の私だって

 

 

 

 

これは食えねえ

 

 

 

今は無理だ

 

 

全く受け付けない

 

 

身体中が全力で拒否反応

 

 

 

夜には食べれるようになるさ

 

 

 

トイレ以外は寝て過ごす

 

 

 

今日はこんなもんで上出来としよう

 

 

 

最後の点滴も終わったが、血管確保のためか針がそのまま左手に

 

 

 

 

 

看護師が来てくれた時に針を外せないか相談

 

 

 

 

「うーん。急に酷い痛みに襲われた時に血管から入れた方が早く痛みが取れるから」

 

 

 

なるほど

 

 

 

実は日中は一度も痛みはなかった

 

 

 

それもそのはず動いて無いからね

 

 

しかも昼食後から経口で痛み止め飲んでるし

 

 

 

それが効いていると言うことか

 

 

 

案の定、深夜2時頃から痛みで起きる

 

 

 

夜ぐっすり寝れるよう日中一睡もしなかったが痛みには勝てず

 

 

 

我慢できないほどではないが、眠いので寝ては数十分で起きるの繰り返し

 

 

 

朝食時の薬で何とか痛みが消える

 

 

考えてみれば分かることだ

 

 

この薬の持続時間六時間程なのに18時の夕食時に飲み、朝食後7時半じゃ完全に薬の効き目切れてんじゃん

 

 

 

やっぱりまだ普通人ではなかったか

 

 

 

 

夜中の痛みの件は伏せたので体についていた最後の針も無事に午前中に抜いてもらう

 

 

 

 

今日は体力をつけるために食事と運動だ

 

 

 

昨日よりパワーアップし昼食から完食、病棟内をお散歩

 

 

 

薬が効いているので下腹部は無痛なのだが、なぜかベットから起き上がる時に肩に激痛

 

 

ピキーン

 

いってぇ〜!!ゲロー

 

 

痛み止め飲んでるのに何で激痛?

 

 

この日から肩の激痛に悩まされる事になるとは思ってもみず真顔