当然 | 手話通訳者のブログ

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ブログ記事「帰ってくれ‼️」に、mikanさんからコメントをいただいた。ありがとうございます。



たいし様

男性の泌尿器科通院の、通訳は男性にすべき、という話には「それは当然でしょう」と言ってました。

派遣してもうと選べないので、直接お願いすると。

彼難聴と言っても、ほとんど聞こえないくらいで、補聴器を外したらろう者に近いと言ってました。日本手話の話者なので、難聴者の立場と難聴者の立場が両方ともわかると言ってました。、

きのこさんは仰る通り、その人です。保育と舞台と、通訳のトリプルワークですが、子どもが大好きなので、たあし様とも意見が合うと思います。

私が知っているのは20代の時です。





>男性の泌尿器科通院の、通訳は男性にすべき、という話には「それは当然でしょう」と言ってました。

当然ですよね。誰でもわかる、ごく当前のことだと思います。
ところが、手話世界では、この「当前」が理解されないのです。
手話世界では、診療科が泌尿器科であろうと、男性ろう者からの派遣申込に対して、女性手話通訳者を派遣しているのです。
だから、申込をする側である男性ろう者が、派遣制度の利用をやめてしまう。
利用者の性別を見れば一目瞭然です。派遣制度を利用するろう者は圧倒的に女性が多い。

そして、泌尿器科を受診する男性ろう者に女性通訳者を派遣していることをコーディネーターに抗議すると、
「申請者と面識のある通訳者だから問題ない」
という、極めて愚かな答えが返ってきます。面識があるからこそ、よけいにダメなのです。

チリメンジャコ市、オカチメンコ市、カリカリポテト市・・・複数の市に登録して手話通訳活動をしているのは、手話世界の間違った「当前」をただしていくためです。


>派遣してもうと選べないので、直接お願いすると。

そうなんです。手話通訳者の指名を認めない市町村が多い。だから、制度を利用することをやめて、個人的に頼むようになる。
手話通訳者派遣制度の利用率は極めて低いのです。
10万人以上の人口を擁する市の、手話通訳者派遣件数が、一ヶ月あたり2件とか3件しかない地域が実在します。


>きのこさんは仰る通り、その人です。保育と舞台と、通訳のトリプルワークですが、子どもが大好きなので、たあし様とも意見が合うと思います。

きのこさん、いつか会ってみたいと思います。
手話世界は狭いので、いつか、会えると思います。