ブログ記事『「日本手話で学びたい」訴え棄却』に、mikanさんからコメントをいただいた。ありがとうございます。
たいし様
この記事に関係のない話ですみません。社協で4月に移動があって、これまで、聴覚障害を担当し、派遣や手話講習会でお世話になっていた方が、新しく私の担当者になった、と言われました。
「それで近況はどうですか?」と言われても……
確かに私が精神障害であることはご存知でしたが、これまでそれほど関係はないけれど、お世話になっていた職員さんから、急に精神的なことを聞かれても……。
とても個人的な話をできないです。社協の担当者さんにはけっこう私生活の話になりますが、知らなかった方ならまだ話しやすいですが、何年もお世話になった方から、いきなり精神状態について聞かれても。
個人的な事情についてとかとても話しにくいです。そう言う相手ではない、と思っていたので。
>この記事に関係のない話ですみません。
いえいえ。何でもコメントしてください。
>お世話になっていた職員さんから、急に精神的なことを聞かれても……。
そうなんです。これは社会福祉協議会(以下、社協)の問題だと思います。
社協は全国組織であり、役所が行う事業の委託先として機能しています。
手話世界に関わりの深いところでは、社協が「派遣者」となっている市町村があります。
こういう地域では、社協がコーディネーターをやることになります。
例えば、ろう者の家族に聴覚以外の障害者がいる場合、日常的にその分野を担当する社協職員と接するわけです。
この社協職員が異動で手話通訳担当部署に異動してくると、ろう者としては非常にやりにくいのです。
「手話通訳者派遣制度は怖くて利用できない」
と多くのろう者から聞いています。
なぜ怖いのか。
情報漏洩が怖いのです。
社協そのものが巨大組織で多くの職員がいる。それぞれの担当部署に関わる人間関係があり、手話はもちろんのこと、様々な分野で社協に登録しているボランティアがいる。
噂はあっという間に広がる。
ろう者が恐怖を感じるのは当然です。
「手話世界の狂犬」の存在は、地元社協の職員ならみんな知っている、と言っても過言ではありません。