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チリメンジャコ市福祉課に電話した。

手話通訳者のたいしです。係長の加田垣岳夫さんはいらっしゃいますか?
「あ、人事異動で、この4月から私、出来杉が係長をやらせてもらっています」
あ、加田垣係長、異動されたんですね。
「はい」
先日、派遣でちりめんじゃこ市民病院に行ったのですが・・・
「はい、報告書、読ませていただきました」
あ、読んでくださったんですね。
「いろいろご迷惑をおかけし、申し訳ありません」
いえいえ。
「小川から、たいしさんが私を訪ねてくださる、と聞いています」
はい。木曜日、小川さんの勤務時間中にお邪魔して良いですか?
「大丈夫です。お待ちしております」

木曜日。チリメンジャコ市福祉課へ。
コーディネーターの小川さんは受付窓口に一番近い席なので、近づいていくと目が合った。

小川さん、こんにちは。
「え、あれ・・・あの・・・たいしさん、ですか?」
はい。たいしです。
「あれ・・・なんか、いつもと全然違うから・・・」
小川さんは、狂犬の顔しか見てませんからね(笑)
「狂犬・・・」
誰にも見境なく噛みつく、手話世界の狂犬です。
「いや、狂犬は言い過ぎと思いますけど、たいしさんは威厳のある方で、失礼ですが話しかけられない雰囲気の人、とずっと思ってました」
(笑)
「今日のたいしさんは若々しくて、とっても明るい感じで、いつもと全然違うから、たいしさんだと判りませんでした」
野良犬が棒を持った人間たちに囲まれたら、牙を剥くでしょう?
「えっ・・・野良犬・・・・」
誹謗中傷という棒を持った人たちに囲まれている時は、牙を剥きますから。
「あの・・・係長を呼んできますので、あちらの第一会議室でお待ちください」
わかりました。



<つづく>