チリメンジャコ市役所の責任 | 手話通訳者のブログ

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5月16日(木)のブログ記事「問題点」の続き。
 

 

 

 川村氏は、「病院受診は、同性(男性)通訳者が来てくれた方が気楽でいい」とおっしゃっている。今年3月まで勤務していたコーディネーターが、自分の勝手な、恣意的判断により、手話通訳者の指名を認めなかったことは、責任重大である。

 同性だから気づくことができることがある。今年3月までコーディネーターを務めていた個夢義子が、早い段階から川村氏の希望通り俺を派遣していたら、もしかしたら、もっと早い段階で糖尿病専門医の診察を受けていたかもしれない。
 手話通訳において、「雑談」は極めて重要である。
 例えば、診察を待っている時間の「雑談」で、このような会話が想定される。

「最近さー、やたら喉が渇くんだよ」
健康診断の結果はどうだった?
「よくわからない。だって、医学の専門知識なんかないしさー」
検診結果、家にあるよね?
「あるよ」
それを持って、一度、受診した方がいいと思う。
「内科で?」
いつもお世話になってる先生が内科の先生なら、それでいいと思う。
「ふーん」
必要があれば、専門医につないでくれると思うから。

 チリメンジャコ市として、病院受診に関しては、同性の手話通訳者を派遣するのは当然の責務である。最も責任が重いのは前年度コーディネーターだが、チリメンジャコ市には管理責任があり、二度とこのようなことがないように配慮しなければならない。