絵本の紹介
『おやすみなさいおつきさま』
マーガレット・ワイズブラウン さく
クレメント・ハード え
せた ていじ やく
今日は十五夜ですね
『おやすみなさいおつきさま』は
皇后雅子さまがご幼少の頃、愛読されたご本とか
お部屋にある身の回りのものたちに
順に「おやすみなさい」と語りかけてゆき
最後は「お星さま」や「夜空さん」にも挨拶して眠ります
眠りに導く呼吸のように
カラーと白黒のページが交互に繰り返され
時間の経過を表わすように
月の位置が変わり
時計の針が進み
だんだん暗くなって
静かになってゆきます
通常、挨拶とは
良好な関係を結んだ対象に対してなされるものです
すべてのものに「おやすみなさい」と言って眠るのは
すべてのものに包まれて、見守られて
「この世は全て善し」という全幅の信頼のなか
安心して眠ることに他なりません
と考えると…
何と幸せで祈りに満ちた絵本なのでしょう!
余談ですが…
牝牛がお月様を跳び越す絵は
マザーグースの『Hey diddle diddle』 の詩
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon.
The little dog laughed to see such fun,
And the dish ran away with the spoon.
にあります
因みに、Goodnight kittens, Goodnight mittens の韻は
同じくマザーグースの『Three little kittens』
Three little kittens,
They lost their mittens,
And they began to cry,
Oh mother dear,
We sadly fear,
That we have lost our mittens.
を思い起させますね
三匹の熊が椅子に腰かけてる絵 は
イギリス・ロシア民話の『さんびきのくま』を彷彿させます
原文では Goodnight bears Goodnight chairs
と韻を踏んでいます
そして、もう一つの額の絵は…?
同じくワイズブラウン作・クレメント・ハード絵の
『ぼく にげちゃうよ』にこたえがあります
それにしても…これだけ韻を踏んだ原文を
こなれた美しい日本語に訳した瀬田貞二さん、素晴らしい!!!
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