ことばの贈りもの　4

子育て中のお母さんたちに届けたい言葉を紹介します

今日は　『星の王子さま』の作者

サン＝テグジュペリの生まれた日です

　愛するということは、

　おたがいに顔を見あうことではなくて、

　いっしょに同じ方向を見ることだ

などを含め、多くの名言を残した

『人間の土地』に、こんな一節があります

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「おお！　なんと愛すべき顔だろう！　この夫婦から、一種黄金の果実が生れ出たのだった。この鈍重な二人の者から、美と魅力のこの傑作が、生れ出たのだった。ぼくは、このつややかな額、この愛すべき、とがらせた唇のやさしい表情の上にうつむいた。そうして、ひとり言をもらした、これこそ音楽家の顔だ、これこそ少年モーツァルトだ、これこそみごとな生命の約束だと。伝説の中の小公子たちも、この少年となんら変わるところはなかった、保護れ、いつくしまれ、教育されたなら、この少年に成り得ないというものは何一つないはずだ。

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※文中の「小公子」は原文で petit prince、

　『星の王子さま』（原題Le Petit Prince）の世界と響き合いますね

　そして、『人間の土地』の原題は　Terre des hommes　

　terreは地球、惑星の意味もあり、「人間の星」とも訳せます

サン＝テグジュペリが、「子ども」にどんな可能性を見出していたか…

　考えさせられる文章です