不登校自体は、問題ではない。
だけど、不登校を拗らせると、ちょっと変わってくる。
「社会的引きこもり」
買い物には行ける。家族と旅行にも行くこともある。
ネット上には友人がいるらしい。
だけど、社会に出ていけれない。
こういう方は、実に多いんですよね。
当然であるが、何が気になっているかと言うと、
本人が自分のことを幸せだと思っていないことである。
不登校の子への対応は、それそれ。
親としては、課題の分離をして、穏やかに過ごすという、
とてもぼやんとしたことになる。
だけど、良くないことは、
社会的引きこもりの方や、その親と話をしていたら気づく。
学校に行かない、働いていない、
この状態をいけないこととしか思っていなくて、
子どもに対して、不満や情けなさを感じている。
問題はその後ですよ。これを自分で消化して、
穏やかに、今の子どもを受け入れるか。
これを、叱咤激励をすることで、子どもを動かそうとしてきた。
この源は、子どもに対する不満や情けないという感情。
かの赤沼先生も言われていたけど、
心の元気な子と、そうじゃない子への対応は
全く変わってくるのと思うのです。
心が元気な子には、叱咤激励も良策な場面がある。だけど、、、。
20代〜60代の社会的引きこもりの方やその親の話を聞いて、
いつも思うんですよね。
叱咤激励で子どもを動かすことよりも、
子どもに寄り添って、受け入れていけば良かったのに。
心が元気になったら、そんなことをしなくても、
勝手に自立へと向かっていくよ。
だって、誰よりも本人がそれを望んでいるんだから。