私が娘にやってしまった
最大で最悪の失敗。



それが


「過干渉」


でした。



もっと最悪なのは、
私自身がそれ、つまり“過干渉”
しているという意識が無かった

ということ。



私の失敗と反省をお話します。



子供に過干渉を行い、自立する力を
奪っていることに気付かない親は、
ひきこもりの解決を遠ざけて
しまいます。



我が子を可愛がるのは親として
当然のことです。


しかし、日常の世話をすべて
引き受けていませんか?


子供に至れり尽くせり、かまいすぎ
の親になってませんか?



子供が困らないように全てを
行うことは、病気の人がずっと
病気のままでいるようにさせる
のと同じことです。




親の過干渉は、ひきこもりを
長引かせる原因となります。


過干渉とは


「子供が望んでいないことを
      親が過剰に行うこと」



です。



これは子供のためにはならず、
むしろ向上心や自立心を奪う行為です。



ひきこもりの初期には
仕方がなかったかもしれませんが、
子供が落ち着いてきたなら、
快適な環境を作り続けることは


「ずっとひきこもっていていいよ」


と誤解させることになります。


子供が快適さを感じれば、
そこから抜け出す気力を失います。


ただ、何もかも手を出さない
というわけではなく、最低限の
生活支援は必要です。



しかし、
親が子供に何かをしてあげることで
自分の「自己重要感」を満たしている
場合、それは子供の自立心を奪う行為
となります。



親が子供の買い物がかりになったり、
一緒でないと外出できない状態が
続くと、親も子供を突き放すこと
ができなくなります。


そして、親は


「私が死んだらこの子はどうなるの?」


と考えがちです。



でも、
子供の将来を心配する前に、
親自身の考え方を改める必要
があります。


親の考え方が変わらない限り、
子供に自立心は芽生えません。


その結果、ひきこもりは長引き、
社会復帰への意欲も削がれて
しまいます。



結果として、中高年のひきこもり
になる可能性が高まります。




ひきこもりの原因とそれが長引く
原因について説明しました。



親として、過干渉をやめ、考え方を
改めることでひきこもりは解決に
向かうでしょう。



最後までお読みいただいて
ありがとうございます。