娘がひきこもっていた頃を

思い出すと、今でもまだあの時の

光景がフラッシュバック
のように蘇ってきます。



私の心は、

まだ“ひきこもり”の恐怖から
立ち直っていません。



たぶん娘も私とはまた違った意味で
フラッシュバックすることが

あるでしょう。




日が経つにつれて、
少しづつですですけど

 

「昔の思い出」

 

に、なりつつある

 

 

“ひきこもり時代”



今から思うと、一番大変だったのは、
会話ができないこと。



ほとんど一方的に話す娘に対して、
意見や反論を言えなかった。



言えば、

何百倍(冗談抜きで)にもなって、
延々と深夜まで説教?される始末。



今だからわかりますけど、
当時娘は、私のことを全く

信頼していなかった。



信頼していない相手の話は

聞きませんよね。



それすらもわからず、ただ

 

「どうして?」


という自分勝手な思いだけで

接していました。



私がそういう気持ちで接しているので
私自身も娘を信頼していないわけです。



そういう気持ちって通じるんです。



だから娘は私に心を開いてくれなかった。



私は、毎日罵倒され続けましたから、



“自分だけが大変で、自分だけが被害者”



という思いしかありませんでした。




主人も協力はしてくれましたが、
娘と会話したり会って世話を

するのは私の役目。



いつの間にか、

泣き言や愚痴を主人に話すことで、
自分のフラストレーションを

発散していました。



結局、

娘と話ができるようになるまで、
ものすごく時間がかかってしまった。



私が変わることができなかった

ことでむすめのひきこもりを

長引かせたのです。



そんな私と似たような境遇の

以前お話した桜庭さんという方の

助言をいただきました。



そして、

長かった5年余りのひきこもりの、
解決の糸口をやっとみつけたのでした。



ひきもこもりを抱える親御さんに

言いたいのは、


親子の信頼関係を正常にすること

 

が、ひきこもり改善の早道であり

解決する上で

 

「避けては通れない道」

 

のようなものです。



5年あまりも時間がかかった

私が言うのも、おこがましいですが、

信頼関係が戻ってからの
ひきこもり解決は早かったです。


もっと早く知っていれば・・・



という思いになりますが、
先日娘から言われました。



「私は、確かにひきこもったことで、
 いろんなものや時間を失った。
 でも、中学や高校で誰もが経験

できないような特別の経験もできた。」



「この経験は私の一生の宝になるかも・・・」


というような話をしてくれました。



正直、涙があふれてきました。



かわいそうで、愛おしくて、申訳なくて…



失った時間は戻ってきませんが、
この娘の気持ちを大切に見守って、
自立するまで、できる限りのことを

したいと、再度心に誓いました。



もし、

あなたのお子さんもひきこもりならば、
まず、親子関係を良くすることです。



最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

 

 

 

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