8月2日、八幡球技場で行われたリーグ戦、
市川高校と市立千葉の対戦。
市川は7月31日に選手権のトーナメントを
戦って勝利し、中一日というハードスケジュールで行われました。
市川は8月24日に3回戦で長生高校と対戦する。
市立千葉は選手権1次トーナメントは3回戦までシードされ、
ブロック代表決定戦の8月27日まで公式戦は組まれていない。
両チームにとって仕上がりを試す大事な1戦です。
前線の高さに勝る市立千葉がどういう攻撃を仕掛けるか？
また、市川がトップの高さと強さをどう跳ねかすか？
市千葉の高さ、強さのあるトップ67番に
高さのある市川3番をぶつけるという布陣。
中盤での攻防は立ち上がりはほぼ互角。
ポゼッションも今のところ5分5分。
11分：右サイドに流れた67番、
市川3番もしっかり付いていく。
しかし64番溜めをつくり上がってきた26番へ、
寄せてきたDFの合間をぬって47番へパス、シュートするも
ぎりぎりでポスト左へ外れる。
67番がポイントを握っている。
市千葉は47番、64番、23番、26番がゲームをコントロールし始める、
このままボールが縦へ入れば大きなチャンスが生まれそうです。
18分：市千葉は左FK、47番がヘッドで流し、最後3番がヘディングシュートするも
枠の上へ、67番にマークが集中していたため、マークが遅れたが、
少しタイミングが合わなかったようで、市川は救われた。
19分にも左から市千葉が崩し、センタリングから23番がシュートを放つ。
攻め続ける市千葉だが、市川はDFが集中してボールが下にある時は
簡単にフリーでシュートを打たせることはない。
24分：市川スローインから20番がバックヘッド、17番が中へ流し、
10番がフリーでシュートを打つが足にうまく当たらずキーパーがキャッチ。
市川の時間帯になってきている。
26分には右サイドの裏を完全にとってセンタリング。
合わなかったが、これも決定的。
27分中盤で市千葉のボールを奪って5番がミドル、
惜しくもバーに当たり得点できなかった。
その後は決定機がないまま前半が終了する。
後半開始
開始から市川がやや押し気味にゲームを進める。
4分：FKから18番がDFとキーパーの間に走り込み
ヘディングシュートを打つがキーパー正面。
6分：市千葉カウンター、67番が左に流れ、
ゴール前へグラウンダーのアーリークロス、
70番が抜け出しドリブルからゴール右上を狙うが
キーパーに阻まれる。
両チームとも攻守の切り替えの早い打ち合いが始まる。
市川はサイドをえぐる攻撃、市千葉はアーリークロスから
それぞれチャンスを作り出している。
クサビに入る市千葉67番の動きと身体の強さが目に付く。
左右に大きく流れる動きも市川にとっては厄介である。
市川3番がどう抑えるか？
中盤での競り合いでは空中戦では市川、下では市千葉が勝れている。
ゲームは10分から15分の間で小康状態が続く。
16分には市千葉67番がフィジカルを活かし、
シュートまで持って行くが、市川のDFも簡単に枠へ打たせるような
甘い守備はしない。
疲労が溜まり始めたところで飲水タイム、
ここからが本当の勝負の時間です。
積極的にドリブルで仕掛ける市千葉、
54番がハーフウェイ付近から持ち込みシュートを放つ。
24分：先取点は市千葉
中盤で空中戦で競り負け、市川10番にキープされるが、
市千葉前線の70番が戻って奪い返す。
素早く前を向きスルーパスを送る、同時に反応した26番が中央を抜けて
ゴール上へシュートを決める！
良い守備から速い攻撃でシンプルに決めた価値あるゴール！！
市川は取り返そうと必死の反撃を試みる。
厚い攻撃を相手BOX付近で展開するも、
守りの堅い市千葉は簡単にやらせない！
また、暑い守りから時折見せるカウンターが効果的です。
どちらが点を取ってもおかしくないゲーム展開。
お互い最後まで粘り合って、このまま終了。
市立千葉高等学校1－0市川高等学校
総合力でやや上だった市千葉が勝ちきったゲーム。
MFの4人と67番が目立ったゲーム。
伝統の堅守からFWが流れる攻撃は見事だった。
対する市川は敗れはしたものの、
サイドからのえぐる攻撃は鋭かった。
後半あまり見られなかったのが残念ですが、
セットプレーではビッグチャンスが何回かあって、
今後、これを決めきれれば 元々、力のあるチームだけに
相手も”セットプレーはアブナイ”と認識してくれれば
それだけでプレッシャーになり攻撃の幅が広がりそう。
少し運が無かったのが残念。
選手権に向け、
両チームとも練習に励んでください！
次も良いプレーができる事を期待しています！！