千葉 U-18サッカーリーグ Div.3 グループD | 千葉県高校サッカー観戦記

千葉県高校サッカー観戦記

サッカー王国千葉のあまり注目されない高校サッカーチームを中心に、Jリーグ、日本代表までサッカーの試合の観戦記を紹介したいと思います。

試験前のこれが最後のスケジュール。

第一試合
昭和秀英高等学校vs千葉敬愛高等学校B

昭和秀英は先の総体で一次トーナメントの代表決定戦まで
進出し、惜しくも敗れたが力のあるチームです。

千葉敬愛は総体で代表になった市立柏に惜しくも敗れたが
今回のBチームもそのチームに準ずる選手の集まりですから
間違いなく力があるチームです!


キックオフ!

いきなり試合が動き出す。
1分:敬愛先制ゴール!
センターバックまで流れたボールを敬愛CBが中央で2人をかわし
左サイドへ、65番がそのまま中央へクロスをあげ、87番がゴール!
秀英とすれば虚を突かれた速攻でした。

2分:秀英も負けじと右サイドを崩しセンタリングするもこちらは合わない。

4分:敬愛、再び左サイドを突破するもプラスにずれてしまいGKキャッチ!

6分:敬愛ゴール!2点目
秀英オフサイドFKからDFで回そうとしたがパスミスになり
8番がダイレクトで左インサイドでループ!ゴール!

8分:敬愛、秀英がDFラインでパスでビルドアップするところを
インターセプトしそのままミドルシュート!秀英は危なかった。

10分:敬愛は再三左サイドを突破する!
センタリングも狙い通りだと思うが、
競り合いで体をぶつけられヘディングがぶれてゴールキック!

秀英も10番を起点にパスを回そうとするが、今一つ合わない。
回りが早く上がりすぎてパスコースが逆に狭まったり、
動いてくれる!と信じて出したボールに反応できなかったりなど
しかし、これがタイミングや距離が合いだすと面白いゲームになりそう。

20分まで敬愛は9割、左サイドからの攻撃。

21分:敬愛FKを自陣で得て、左サイドへ振る、セカンドを中央に放り込み
83番がアウトフロントで狙うが右に流れてしまう。いいアイディアです!

26分:秀英、相手DFが縦パスをミスキック。
インターセプトした13番がトップ12番とワンツーリターン、
サイドで競い勝ってセンタリングするが中はマイナスの要求。
合わなかったが秀英の良さがでたプレー。

秀英も落ち着きだすが、敬愛のプレスは早く、
プレーを迷うとすぐ囲まれる。
秀英は攻撃で完全に崩された場面はないがパスミスから
アブナイ場面が多い。

34分:秀英、10番が溜めをつくりDFを引き連れ
トップに当て、トップはダイレクトで後ろに落とし16番がシュート!
いい形のプレーでした!!

そのまま攻め合うが決め手を欠き前半終了。

後半開始

秀英は明らかに落ちつきが出てきた。
冷静にパスを回し慌てて縦へ蹴らなくなった。

3分:敬愛はFKをハーフウェイライン付近でもらい、
そのままゴール前へ供給、シュートまで持って行くが、
秀英は体でブロックし弾き返す!良いディフェンスです!

4分:秀英、右サイドアタッキングサードで得たFK、
10番がペナルティスポット付近に低いボールを蹴り、
入り込んだ選手がスルー!
ゴール左サイドネットへボールが吸い込まれるが、
惜しくもオフサイドの判定。惜しい!!

7分:敬愛CKからヘディングシュートするもGK正面!もう少し!

13分:秀英、CKからチャンスを得るが敬愛の集中したディフェンスで弾き返す。

秀英は中盤での横パスの長さが少し長くなり、味方との距離も
適度に取れてパスがスムーズに回っている。
ポゼッションで完全に敬愛を上回る秀英だが、
敬愛の時折見せるカウンターはパス3本であっと言う間に秀英のゴール前まで
迫ってくる。

26分:秀英、BOX左角からFK、早いリスタートで中央へ、
クサビになった17番のトップが戻し、最後は10番がスピードを落とした狙い澄ました
シュートを打つが惜しくも外れた。

33分:敬愛、中盤でこぼれたセカンドを48番に通し、
内に一人かわしてシュート!シンプルで良いプレーです!

35分:秀英はパワープレー。

37分:敬愛、ここまで押し込まれていたが、自陣でFKを得て一呼吸おける。
左サイドの85番がボールを持ち込みスピードのあるアーリークロス、
クリアしたボールを右サイドで再びキープし、
50番がファーポストまでクロス、上げたボールがクロスバーを直撃する。
秀英は命拾い。

40分:敬愛、右CKから波状攻撃、
ファーポストマイナスへ蹴られたボールを2番がコントロールして
強烈なシュート!キーパー正面だが思わず弾く、
48番がDFに囲まれながらこぼれ球を更に右へ送り、センタリングするも
DFにあたる。迫力ある攻撃でした。

アディッショナルタイム
秀英、ロングスローのこぼれ球を打つがキーパーが弾く。

このまま終了!
千葉敬愛高等学校2-0昭和秀英高等学校
スコアは2-0だが内容は互角以上に秀英のゲーム。
これを勝ちきる敬愛の力はやはり相当な力です。

しかし、
前半にミスで2点目を与えてしまった秀英は
勝てるゲームを落としてしまった感じ。
後半はほとんど敬愛サイドでゲームが行われていた。
残念な結果だが、これを糧に次の試合では
いい結果が出せるように頑張っていただきたいと思います。