卒業の辞 | 鴻鵠(∩∀`*)のブログ

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卒業の辞

厳しい冬の寒さも和らぎ、やわらかな、春の日差しに 桜の花も咲き始めるこの頃、旅立ちを告げる季節とな りました。 本日は、私たちのために、このような盛大な式典を挙 行していただき、卒業生一同、心より御礼申し上げま す。 また、先程は、学長先生をはじめ、名誉学長様、理事 長先生より、心温まるご祝辞を賜りまして、誠にあり がとうございました。みなさまに頂いた激励の御言葉 と、京都女子短期大学部で学び得たものをしっかりと 胸に留め、これから始まる新しい人生の心の糧とし て、自信をもって歩んで参りたいと思います。 思い起こせば二年前、私たちは、伝統あるこの○○○○大学短期大学部の学生として迎えられました。 広いキャンパスに圧倒されながら、これから始まる新 しい生活への期待と不安を胸に、この会場で入学式を 迎えましたことを、昨日のことのように思い出されま す。 豊かな自然に囲まれた東山キャンパスは、静かで落ち 着いた雰囲気のなかで、京都の長い歴史と文化に身近 に触れることができ、一人ひとりが自らを見つめ、高 みを目指すことのできる素晴らしい修学環境でありま した。 振り返ればあっという間でしたが、二年間の歳月の中 で私たちは、多くの人と出会い、様々なことを学び、 経験し、充実した日々を過ごすことができました。 私が所属していた文学科国語・国文専攻では、国語 学・国文学・日本文化の三領域について学んで参りま した。 私たちの言語や文学は、日本の文化や、人々の営みの 中から生まれてきました。日本文化を学ぶことで、専 門知識に対し、より多方面からの理解を深めることが できました。これにより、改めて、日本の言語・文化 は、歴史と文化の上に成り立つのだと実感いたしまし た。 国文学入門演習では、変体仮名を実際に読み解く力を 養い、国文学を学ぶ上で大切な基礎的な力を身につけ ることができました。様々な写本を比べてみると、 其々の書き手の文字の癖などがよくわかり、個性豊か な様子を、楽しんで学ぶことができました。 ゼミでは、一つの作品に対し、視点を少し変えるだけ で、今までにない新しい発見や可能性を見出すことが でき、学んでも学んでも興味の尽きることがありませ んでした。時には、グループ内で意見が別れ、対立し たり、長い時間を掛けて準備した成果を思うように発 揮できず、悔しい思いをしたこともあります。しか し、これらの経験を乗り越えて、外見だけではなく、 人間としても、一回り成長できたと感じています。 本学の建学科目である仏教学の講義では、釈尊親鸞聖 人のみ教えを学び、その中で、私たちは様々な人から 支えられて生かされているということ、また、ありの ままの自分の姿に気づき、それを受け止める事が大切 なのだいうことを教えて頂きました。月例礼拝や寮生 活での毎朝の御仏参では、心を落ち着け、自己を内省 し、自分に向き合う機会を与えて頂きました。住み慣 れた土地を離れ、この京都の地に来てから、私は人と 人との「ご縁」のありがみを、身をもって実感いたし ました。初めて親元を離れての生活は、自分一人で解 決できないことも多く、あらゆる場面で、周りの多く の方々からの協力を得てこれまで生かされて参りまし た。 この心を大切にし、どのような時も、感謝の心を忘れ ず、日々を過ごして参りたいと思います。 そして、何より、大学生活を充実させることが出来た のは、この二年間、共に過ごしてくれた友人たちのお かげです。 入学当時、互いの名前も顔も知らなかった私たちは、 多くの時間を共にし、かけがえのない友となりまし た。 共にたすけあいながら学び、遊び、他愛もない会話を 交え、その中で見えてくる自分とは違う考え方、人生 観には、大いに刺激を受け、互いに成長できる関係で あったと思います。本当にありがとうございました。 卒業し、友人と離れてしまうことは、とても寂しいで すが、生涯の友との、ひと度の別れとして、同じ巣か らの旅立ちを互いに喜びたいと思います。 今日、私たちは人生の門出を迎え、其々が、新たな道 へと踏み出そうとしています。この先、私たちを待っ ている世界は、決して平坦な道のりばかりではなく、 これまで以上の困難と向き合う日が訪れるかもしれま せん。 しかし、どんな困難に出遭ったとしても、本学で学び 得た知識と経験、友人たちの顔や先生方の温かい御言 葉を支えに、勇気をもって未来を切り開いて参りたい と思います。私たちは○○○○短期大学部の最後 の卒業生としての誇りを胸に、その名に恥じぬよう、 精一杯精進して参ります。 今日まで深い御慈愛と熱意を持ってご指導くださいま した諸先生方、学生生活のサポートをしてくださいま した職員の皆様、そして、私たちに貴重な学業の場を 与え、どのような時も応援し、深い愛情を持って支え てくれた家族に、感謝の気持ちを述べさせて頂くとと もに、これからもどうか温かく見守って頂きますよ う、よろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、学長先生をはじめ、諸先生方の ご健勝と、在校生諸姉のご健闘、そして伝統ある我が 母校、○○○○大学の益々のご発展を願いまして、卒 業の辞とさせて頂きます。
平成二十四年三月十五日 ○○○○大学短期大学部 第六十一回卒業生代表 文学科 国語・国文専攻 ○○ ○



訂正部分あるんだけど、めんどいからここに書いとくわ!(ノД`)

よろろ?(^O^)

私が所属していた文学科国語・国文専攻では、国語 学・国文学・日本文化の三領域について学んで参りま した。

という文の少し後にある、

> 日本文化を学ぶことで、専門知識に対し、より多 方面からの理解を深めることができました。これによ り、改めて、日本の言語・文化は、歴史と文化の上に 成り立つのだと実感いたしました。

という文を、

> 日本文化を学ぶことで、専門知識に対し、より多 方面からの理解を深めることができました。これによ り、日本の言語・文学は、歴史と文化の上に成り立つ のだと改めて実感いたしました