昨日、町田ソフトウエア振興会の総会に行って来ました。
総会後「町田市観光コンベンション協会」事務局長徳尾氏の講演。

先日も書いた通り、町田市と観光ってどんな繋がりが有るのだろう?と思いながら聞いて来ました。

講演冒頭で「町田市に観光協会とは必要なのか?何をやるのか不思議に思われている方が沢山いる事と思います」と話しが始まりました。
そうですよね、皆そう思うんですよね。

講演は、戦後宮崎県が新婚旅行の地としてブームとなりこれ以降観光が広がった話しから始まり。
以降1970年代までは温泉、景勝地を中心とした観光が確率。これは現在も続いている。これを観光業界の方はマスツーリズムと言っている。
1980年から、TDL(東京ディズニーランド)を筆頭としてハウステンボス等のテーマパーク、大型施設に行く楽しみ方が広がる。その後テーマパークはご存知の通り衰退し現在TDLの一人勝ち状態であると言う話。
そして、1990年代から新しい観光の形態として「ニューツーリズム」に人々の関心は移っているとの事です。
この「ニューツーリズム」とは、エコ、グリーン、体験、など個々の欲求に応じた「着地型」観光がこれからの形態であるという事でした。
確かに、昔はマスでの観光(いわゆる団体旅行)が主でしたが最近はあまり流行らないですよね。
私自身もそうですが団体旅行にはあまり魅力を感じませんし、どちらかと言うと自分で行きたい場所の何を見るかまでを決めて計画する旅行です。

この「ニューツーリズム」の流れで考えると、これまでの景勝地、温泉だけでない個の価値観を刺激する観光を町田市観光コンベンション協会は作り出してゆくとの事でした。
例を挙げれば、都心近郊では珍しい「貴重な里山と緑地」大和朝廷の時代からある「防人街道」、鎌倉時代の「鎌倉街道」、明治時代の「絹の道」など町田には街道、史跡が多く有る。
確かに、近所には新田義貞が「イザ鎌倉」の時に馬の鞍を掛けて休んだといわれ「鞍掛の松」が有ります。成瀬の「鞍掛」とはこの「鞍掛の松」に由来する地名ですよね。
他にも町田には「花」を楽しむ場所が沢山有り「花」が好きな人にはたまらない町だそうです。
観光コンベンション協会は他にも沢山有る町田市の個性を活かした観光案内を行ってゆくとの事でした。
町田市にあるこのような観光資源を全国的に発信し町田市の観光を広げてゆくという発想はなるほどと思いました。

現在町田市に観光で訪れる人の数は370万人だそうです。
一瞬多いと思いましたが駅前に買い物に来る人に比べたら以外と少ないかもしれないなと思いました。
町田の観光資源を全国規模で紹介し町田市に観光客がどれほど押し寄せるようになるのか?これから楽しみですね。

そうそう。
「町田市観光コンベンション協会」と銘打っているので今度は「コンベンションホール」の計画に付いても聞いてみたいですね。

観光コンベンション協会のホームページはコチラです。
町田市観光コンベンション協会のホームページ

意外な発見も有りますので是非ご覧下さい。

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