昨夜
いつもの天国でご飯&日本酒。
そこそこで引き上げて帰り道歩いていたら風の陽気かなにか解らんがいきなりMcCOY TYNER のPassion Dance が頭の中で鳴り始めた。
帰宅途中延々とPassion Dance が鳴りつつ帰宅。
風呂に入っても、ニュースを見ながらビールを飲んでも、延々と鳴り続く。
結果、不眠状態で・・

午前3時、何気に目覚める。
で、トイレに行く。
気がつくと1階の方で明かりが付いているのが解る。
ん??
降りてみると息子が水を飲んでた・・・
「早く寝ろよ、明日も早いんだろ」と言い寝室へ戻るが眠れない。
眠らなきゃ、と思いながらウトウトしていたらのどが乾いたなと感じて水を飲みに行こうと決意する。
時計は午前4時。
寝室を出るとまた1階に明かりが付いているのが解った。
「なにやってんだ、バカ息子!」と思いつつ1階へ降りると今度は娘がいた。
ピアノを弾いてた(我が家のピアノはサイレント機能付き)。
「どうした?」と娘に聞くと、「昨日は疲れてすぐ寝たから早起きしてピアノの練習だよ」と・・。

水を飲み、寝室に戻る。
サイレントにしたピアノから聞こえる鍵盤が動く音。軽快にリズムを刻む鍵盤の音が頭の中で回りだす。
そのとき、Brecker のItsbynne Reel が鳴りだした。
あの、印象的なブリティッシュな音色。
不眠の中で鳴り響くBreckerのウィンドフォン。

Real McCoy のPassion Danceは凄いエネルギーです。
煽るように畳み掛けるMcCoyのピアノ、壮絶なピアノソロ。
ロンカーターのベースはいつになく激しく重厚だ。

Don't Try This at Home はBreckerのソロアルバムで確か2枚目にあたる作品で、これ以降は4ビートに専念していったと思う。
Brecker = Fusion の最終作、完結編のようなアルバムだと自分の中では位置づけている。
Fusionに心奪われた世代の自分としてはこの作品がとても好きだ。
バイオリンのテーマで始まりBrecker が絡み、マイクスターンのギターが影で支えジャックディジョネットがあおり立てる。
チャーリーヘイデンのウッドベースが重低音でリズムを支えジェフアンフドリュースのフレットレスベースがBreckerとユニゾンする。
プロデューサーでピアノのドングロルニックのピアノはささやかに華を添える。
以前からアイリッシュの雰囲気を持った曲が作りたいと思っていたけどあらためて作らなきゃと思った。

ブズーキ買うべ。