また、芝野七段の話になりますが、芝野七段は、棋譜並べや詰碁よりも
対局が好きだという話を聞きました。
強くなるためには、暇さえあれば打つという精神でしょうか。
ぜひとも見習いたいと思います。
ここ最近は、打つことが日課になりました。
打っていると、だんだん読めてくるようになり、毎日読む訓練をしている
ので、手が見えたりするんですよね、これが。
勝率も少しずつ上がってきているので、来月の宝酒造杯までには、
絶好調だといえるほどまでに持っていきたい。
そして、負け碁の反省も欠かさないようにしよう。
2日前に打った碁で、互先の黒番です。
≪実戦譜1≫
下辺で先手を取られて、白46と守られて形勢は白が優勢。
なお、優勢の判断は天頂の囲碁6の検討機能を使用しています。
黒35が悪くて、不要な黒37、39、45を打たされてしまった。
≪変化図1≫
黒35では、黒1のハネから、先手で生きて、黒7に回るのがよかった。
ハネツギが気がつかないのは、感覚が鈍っているからなのでしょう。
それとも、ぼんくら?
≪実戦譜2≫
黒の大ケイマに白6とつけられると、いつも悩むのですが、打つ手を
決めておけば、考慮する時間を使わなくてもすむんですけど。
大ケイマのツケ対策を、今度研究しようと思って、そのままにしている
自分が情けない。
黒7は19の点。白8はAの点。白12はBの点。
黒は29と模様を広げる考えですが、白36に対する、黒37が不要な
守りでした。天頂さんにこっぴどくしかられました(?)^^
この後は形勢がよくなることもなく・・・黒39と無茶な侵入をすることも
ありませんでした。
≪変化図2≫
天頂の囲碁6で黒1がいい手と判明。素晴らしい構想です。
このあと、コウになるのですが、種石と思っていた黒15からの5子を
捨てて、左下の白を屠ってしまいました。
こんな風に打てたら、どんなに気持ちのよいことかと思います。
では。