ブログに来てくれてありがとうございます。
定期的に「何のために自分はブログを書いているのか？」を
振り返ってみるのはとてもおすすめです。
ぼくはブログを書く前にこの問いをよく
自分に投げかけます。
「対話の時間を売る」ことを
生業にしているぼくは
自分が売っているものの本質は
サービスでもスキルでもなく
「関係性を売っている」と考えています。
自分よりも良いサービスは
世の中にたくさんある
自分よりも技術が高い人はたくさんいる。
でも、自分との対話は
自分にしか売れません。
だからこそ
ここを売れるようになることは
競争というベクトルから外れることができる
唯一の方法なのです。
そして、自分の対話を売ることができている人は
お客さんに
「〇〇さんと話してみたかったんです」
「〇〇さんの考え方が好きで来ました」
という声をもらえます。
これはつまり
コーチとかコンサルとか関係なく
提供している知識とかノウハウとか関係なく
実績とかスキルとか関係なく
「あなたと関わりたい」という
「関係性」で売れているということ。
長くなりましたが
ぼくが何のためにブログを書くのか？
という問いの答えは
ブログを通して
「関係性を築くため」なのです。
では、ブログで関係性を築くとは
どういうことなのか？
たとえばこの記事には
ぼくの考えがたくさん散りばめられています。
「ぼくはこういった理由でブログを書いている(こんなことを考えているよ)」
ということを文章で
自分の考えを言語化して表現しています。
ということは
この記事がお客さんに刺されば
関係性が築けるのか？
そんなことはありません。
たった1記事で関係性が築けるほど
コミュニケーションって甘くないですよね。
ただ、この記事が少しでもその人の中で
共感できたり
気づかされることがあれば
他の記事でもこの人の考え方を見てみよう
とはなるかもしれません。
ぼくの場合だと
もう何百記事と他にも
自分の考えを言語化して
文章に残しているので
また他の記事でもこうして
考えを共有することができます。
このようにひとつの記事では難しくても
いろんな記事で
自分の考えに触れてもらい
「この人の考え方が好きだな」とか
「面白いな」とか
「自分にはなかった視点だな」とか
ブログを通して
コミュニケーションをすることで
自分と読者さんとの間に
関係性が築けてくる。
だからこそ
関係性を築くには、言語化量が重要なのです。
ここで、マーケティングや
ライティングを学んだことがある人は
きっと疑問に思うことがあります。
「そもそも、読者は自分の記事なんか真剣に読んではくれないのでは？」と。
これは正しい疑問です。
ここで重要になるのが
「誰との関係性を築きたいのか？」
ということです。
そもそも読まれない
というのは百も承知。
だから読まれる工夫として
文章を短くしたり
書き方やテクニックを
意識したくなるところですが
ぼくはあえて読まれるために短くしたり
テクニックに走らないことを
心がけているのです。
そういったところではなく
この読みきれないほどの言語化量でも
必死になって読み切ろうと
真剣に受け取ってくれるような人との
関係性を築くことをしていきたい。
つまりは
濃い関係性しか築かないために
お客さんをブログの段階から
思い切って手放しているのです。
その覚悟が
自分の考えをより深く言葉にできる
手助けになっていると感じています。
まとめに入ります。
「対話の時間を売る」とはつまり
「関係性を売る」というのが本質であり
それは自分の言語化量によって
読者さんとのコミュニケーションの深さが決まってくる。
そのためには
一定のお客さんを手放してでも
濃い関係性を築くという
書き手である自分の姿勢が問われるということです。
「あなたは何のためにブログを書いているのか？」
この問いをあなたに投げかけて
終わりたいと思います。
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