歴の上では早くも立秋がすぎました。

残暑はいつまで続くのでしょうか、、、

本来ならオリンピックの余韻を楽しんでいたはずの8月
コロナ、コロナの2020年夏です。


生まれ育った海辺の町はそれなりに夏の様相と化していますすが海岸に「海の家」はなく、控えめな活気に不安を否めません。

夏のイベントもなく、お盆のお墓参りに行ってきました。

母がお世話になっている特養では先月まで月に一回の面会が可能でしたが神奈川県緊急アラート発令で8月からまた面会禁止となり、今は週一回のLINEによるビデオ面会のみとなりました。

例年の夏祭りも家族は参加できず、会えません、、、

介護施設で働いている妹におよんでは他人の親御さんには日々接しているのに、自分の親には会えない。

それも車で10分程の所に住んでいるのに、、、

何とも矛盾を感じるのですが、高齢者施設でのクラスター発生という最悪の事態を避けるため、

“決まり”なので致し方ありません。

 

私は母が脳出血で倒れてから週に2〜3回程の訪問を続けてきました。

たわいもない会話をし、食べたい物はないかなど尋ね、衣類の劣化を確認し、部屋を整え、施設スタッフにご挨拶。

それが生活の一部でした。

今、週1回のLINE面会です。

登録が1名となっているので兄弟の所に携帯電話を持参し、孫の顔や自宅の庭に咲く紫陽花や百合の花を見せたり。

便利なような不便なような。

携帯越しに寂しさを静かに訴える母に何をしてあげれるのか。

差し入れ持参の際には施設スタッフの緊張が続いているのも感じられ、いたたまれない気持ちです。

コロナ、収束へ向かうのでしょうか、、、

 

そして私の任意後見人生活は6年目に入り、

この数ヶ月、月1回の面会、後見人としての仕事、後見報告作成等を黙々とこなしながら思ってしまいました。

 

専門職後見人の仕事って、こんな感じかな、、、?

 

意思能力を欠いた他人に月1回会って実現する

“本人の意思を尊重する意思決定支援”

ってなんだろう?

 

ジャニーズがお好き

みたいなことかな?

 

身寄りがないような認知症のご高齢の方が増える中、後見のような制度や後見人のような存在が必要となるのでしょう。

けれど、家族がいる立場で赤の他人の弁護士や司法書士の「先生」が高い位置から月1回あれば良い面会で夫や親を代理し報酬を手にするとしたら、、、

家庭裁判所が下した

“決まり”なので致し方ありません。

とは思えなかったであろうと改めて感じました。

 

 

コロナ、どうなるのでしょうか。。。