義父母が今の施設に入って2年半。
その間に2回しか面会に来ていない義兄が、
(その2回も夫が「たまには来てくれ」と
頼み込んで来てもらったのです)
一昨日、面会に来たと施設の方から聞きました。
寝耳に水です。
親戚の方でも面会にいらっしゃるときには、
事前に連絡してくださいます。
「今の状況は?」
「お土産は何を喜ぶか?」
「時間が合えば会いたいね」
などなど、義父と夫に気遣いがあって、
連絡してくれていると思ってます。
昨日、夫が義父に「兄貴が来たよね?と聞くと、
「何年も会ってないな」と答えがありました。
義父には毎朝、便通があったかどうか
書くノートがあります。そのノートを見ると
「二男夫婦が来てくれた。楽しかった。」と
書いてありました。
子供が来たことは(少なくとも)ノートを
書いた瞬間は覚えてたんですね。
でも、いつも面会に来る子供は二男(=夫)
なので、長男は脳内で消されてしまったようです。
義父から「Monちゃんちは子供は何人?」と
よく聞かれます。そして、その後で「俺には何人
いたかな?」と言います。既に義父の脳内から
義兄は消えつつあるようです。
会わないでいると自分の子供のことも
忘れてしまうのですね。けれども、
義兄の来訪頻度を考ええると、それも仕方ないかと
思わざるを得ません。
そして、「会わないと忘れる」という脳内構造は
妻ののことも忘れさせていくようです。
寂しいことですね。