100万人あたりのギターの本数 | 唄う鳥居のブログ

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今年の始め、月に4冊は本を読もうと決めて、今13冊目です。

1月2月だけでしたね。クリアできたのは。

でも、本屋に行っても、読みたいと思う本がなかったりするし、読んだ数が大切なわけではないので、無理やりその数字を守ろうとは思ってません。

大切なのは良い本に出会えるかどうかと、どう読むかです。

思いっきり言い訳がましいけど(笑)


前置きが長くなりましたが、今日は最近読んでる本に書いてあった興味深い一節をご紹介しようと思います。



ファクトフルネス
ハンス・ロスリング著
ファクトフルネス
 


ざっくり言うと、人々はネガティブな思考を持ちがちで、世界は悪い方向に向かってると思いこんでいるが、
様々な統計から判断すると、世界は決して悪方向に進んでいるわけではなく、むしろ良い方向に進んでいる事を証明する本、といったところですかね。

例えば世界の極度の貧困率は1960年には29%だったのが、今では9%にまで減っている、とか、

なんらかの予防接種を受けられる1歳児はここ30年で22%から88%まで増えたとか、

合法的な奴隷制度がある国がこの200年で193カ国から3カ国まで減ったとか、

このようにポジティブな要素はたくさんあって、もちろん少なくなったからといって手放しで喜べるわけではないが、
世界は良い方向に向かってるといった内容です。


100万人あたりのギターの本数
その統計の中の一つに、

100万人あたりのギターの本数


とゆうものがありました。
一瞬これだけはジョークか何かで入れたのかなと思いましたが、そこに書かれていた一文で、それを含めていた理由がわかりました。


以下抜粋
例えば子供がギターやピアノを練習している音が聞こえたら、こう考えてみよう。「この子はドブで命を落とさずに、音楽を楽しむ自由を手に入れることができたんだ」と。

1962年には100万人あたり200本だったギターが、2014年には11000本。

100人に1人以上ギター(楽器)を手にしている。


これは抜粋した文でも書かれているように、生きるか死ぬかとゆう状況から脱するだけでなく、文化的な自由もある生活を送れる人の数が増えている

とゆう事に他なりません。

そもそもその日の食料に困るのであれば、音楽を楽しむ事なんて二の次で、それ自体を知らないままだろうし、

衣食住があってたとしても、強制労働させられているのであれば、それは自由な生活とは言えない。

もちろん問題は山積みですが、世界は決して悪い方にだけ進んでいるわけではない

そんな希望のある本でした。