人は忘れるもので、僕もあの震災のことを思い出す日は年々少なくなってきていると実感してます。
でもまたいつか起きる地震の教訓になるように、忘れないようにしないといけないなと、少なくともこの日には文字に起こすようにしてます。
親父の実家は岩手県で、震災で流されました。子供の頃から遊びに行っていた町が跡形もなく無くなっていました。
親父の実家も、甲殻類やArimiriで一緒のGt.で従兄弟の一平の実家も無くなっていました。
自然の力に人は勝てないんだなと、まざまざと見せつけられました。
悲しさはありましたが、それ以上に無力さを感じました。だからこそ、教訓を少しでも次に伝えて、次こんなことが起きた時にはもっと多くの人が助かるようにしなきゃなと。
微力ながら、少しくらいは何かできたらと思います。
一平は僕よりももっと色々な想いがあると思います。
こうやって今一緒にバンドをやっているのも何かの縁だと思うので、僕らで何らかの形で東北に恩返しができればなと思っています。
具体的な案だったり計画の段階には達してないんですが、ゆっくりと時間をかけて考えていきたいと思います。
でも、特に何かをするってことよりも、忘れない風化させないってことが、一番大切なことだと思っています。