疲れやすい体質にも虚と実がある。
虚は不足。
実は邪が大勢。
虚は、
体質の不足を補う事で改善を目指す。
実は、
病気の原因である邪を取り除いて体質の修復を目指す。
虚は、
気虚《気力の低下、気力の元となる栄養がとれない状態》
気血両虚証《気虚と同時に栄養不足》
陽虚《陽気の不足またはその機能衰退、一般的には気虚と腎陽の衰えのこと》
実は、
血瘀《うっ血、末梢の循環障害、瘀血ともいう》
湿痰《湿邪による体液障害》
気滞《気の運行が阻害され身体の一部分に停滞する病変》
体質の不足
気虚の体質にゆく使われる漢方薬は?
六君子湯(りっくんしとう)
半夏・茯苓・人参・朮・陳皮・大棗・甘草・生姜
胃腸での消化吸収が悪いと、
余分な水液が停滞しいろんな病気の原因となります。
痰がからんだ咳、喘息。
アレルギー性鼻炎の原因にも‼
では、
邪が旺盛な実
気滞の疲れを取る漢方薬は?
「疲れ」はさまざまな病気の原因になります。
疲れてるから、
栄養のある食事やエナジードリンク、サプリを摂っても、
いっこうに解消されないときには、
まず、
胃腸の状態
(食欲があるからといって食物が吸収消化代謝されているとは限りません。)、
肝臓、腎臓、肺、心臓など、
五臓六腑のどこに不足(虚)があるのか?
そしてどこに、
邪が大きく存在するのか?
虚実の鑑別が大切です。
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